防食概論:塗料・塗装

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         耐水性

 ここでは, JIS K 5553 「厚膜形ジンクリッチペイント」の 2 種(厚膜形有機ジンクリッチペイント)の品質項目“耐水性”を紹介する。
 
 【試験板】
 試験板は,大きさ,150mm×70mm×3.2mmのブラストで処理した鋼板(SS400)を試料 1 個につき 3 枚用意する。
 
 【試験片】
 試料を試験板の両面にスプレー塗り(塗膜厚さ 75±10μm)で 1 回塗り,直ちに周辺をはけで 1 回塗り増しする。これを,7日間置いて試験片とする。
 そのうち 1 枚を評価用の塗膜見本に用いる原状試験片とする。
 
 【試験方法】
 耐水性の試験は,JIS K 5600-6-1 「耐液体性(一般的方法)」 の方法 1 (浸せき法),手順 A (単一の液相を使用)の部分的に浸漬する方法を用いる。
 試験片 2 枚を 23±1℃の脱イオン水に 240 時間浸す
 
 【評価,及び判定】
 試験片を液から取り出した直後 2 時間置いた後とに,目視によって観察し,試験片 2 枚の液面から大気に出た幅約 10mm の部分を含み,塗膜に,しわ,膨れ,割れ,及びはがれを認めず,更に 2 時間置いた後の塗膜を原状試験片と比べて,つやの変化,くもり,及び変色の程度が大きくないときは,“水に浸したとき異常がない。”とする。

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