防食概論:塗料・塗装

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         塗装作業性

 塗装方法には,刷毛塗り,ローラ塗り,吹付け塗りなどがある。塗装方法により求められる塗料物性が異なるので,想定する塗装方法での作業性を確認する必要がある。
 
 一般的には,JIS K 5600-1-1 :1999 「塗料一般試験方法−第 1 部:通則−第 1 節:試験一般(条件及び方法) Testing methods for paint components Part 1 : General rule−Section 1 : Common test conditions for paint components」の(4.2 塗装作業性)に準じて実施される。
 
 試験概要
 a) 試験片の作製
 試験板として鋼板( 500mm×200mm×1mm)を用い,JIS K 5600-1-1の(3.3 試験片の作製)に従い,試験板の片面に規定の塗付量になるように塗る。
 塗料の製品規格に規定する条件で乾燥・保持した後“塗料の外観”の試験,又は 2 回塗りの“塗装作業性”の試験に用いる。
 
 b) 評価
 塗装作業に特に困難を感じないときは,塗り方に(はけ塗り,ローラ塗り,吹付け塗りなど)に応じて“塗装作業に支障がない”,又は“ 2 回塗りで塗装作業に支障がない”とする。
 
 
 参考としたJIS K 5551 「構造物用さび止めペイント」では,次に示すように,使用する鋼板の大きさ,及び評価法(塗膜外面の評価が加わる)が異なる。
 
 JIS K 5551 試験概要
 a) 試験板
 大きさ 200mm×150mm×0.8mmの鋼板を用いる。
 
 b) 試験片の作製
 試料を「試験準備」試験片の作製,試料の塗り方)によって1回塗る。
 
 c) 養生
 試験片を塗装後 10 分間立てかけて保持する。試験片の保持は, JIS K 5600-1-1 の(3.3.9 試験片の周辺塗り包み及び保持)の b) 試験片の保持に示す方法による。
 
 d) 評価及び判定
 試験片を目視によって観察し,流れが認められないときは“支障がない”とする。

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