防食概論:塗料・塗装

 技術用語関連のページ探しは
    “キーワード索引”

 関連機関へのリンク,防食関連書籍は
    “お役立ち情報”

  ☆ “ホーム” ⇒ “腐食・防食とは” ⇒ “塗料・塗装” ⇒

         【塗料の評価 目次】  

 ここでは,塗料の品質を評価する試験方法などを,防食塗装に用いられる塗料を例に解説する。なお,塗膜の機能や耐久性などの評価試験については,「塗膜の評価」で紹介する。
 参考に,JIS試験規格の概要を「 塗料・塗装関連のJIS試験規格一覧」で紹介する。

 塗料は最終製品である塗膜を得るための中間製品である。従って,JIS製品規格には,塗料材料としての品質規格と施工性に関わる品質規格,塗膜形成性に関わる品質規格が規定されている。
 「はじめに」では,これらの塗料としての品質の項目や基礎用語について紹介する。
 各塗料の品質評価については,防食塗装に用いるプライマー,下塗り塗料,中塗り塗料,及び上塗り塗料に分けて,塗料規格の概要と品質項目(試験)について紹介する。
 1)プライマー及び下塗り塗料の品質
 ここでは,素地に直接塗り付け,防食性能に大きく影響するプライマー,及び下塗り塗料の品質を紹介する。
 「プライマーとは」では,防食塗装で用いられるJIS K 5563「エッチングプライマー」,JIS K 5552「ジンクリッチプライマー」の概要を紹介する。
 「プライマーの品質規格」では,JIS規格で規定される品質の解説と品質項目の分類,JIS試験規格との対応を紹介する。
 
 「下塗り塗料」では,下塗り塗料のJIS規格,下塗り塗料の特徴を紹介する。
 「品質:鉛・クロムフリーさび止めペイント」では,JIS K 5674「鉛・クロムフリーさび止めペイント」に規定される品質規格を紹介する。
 「品質:厚膜形ジンクリッチペイント」では,JIS K 5553「厚膜形ジンクリッチペイント」に規定される品質規格を紹介する。
 「品質:構造物用さび止めペイント」では,JIS K 5551「構造物用さび止めペイント」に規定される品質規格を紹介する。
 「下塗り塗料のJIS品質項目」では,下塗り塗料のJIS規格で採用される品質項目と試験方法をまとめて紹介する。
 
 2)中塗り塗料の品質
 ここでは,防食塗装に用いる中塗り塗料について紹介する。
 「中塗り塗料」では,下塗り塗料と上塗り塗料を設定又は想定した塗料である中塗り塗料のJIS規格品を紹介する。
 「品質:合成樹脂調合ペイント2種中塗り用」では,JIS K 5516「合成樹脂調合ペイント」に規定される中塗り塗料の品質規格を紹介する。
 「品質:鋼構造物用耐候性塗料・中塗り塗料」では,JIS K 5659「鋼構造物用耐候性塗料」の中塗り塗料の品質規格を紹介する。
 「中塗り塗料のJIS品質項目」では,上塗り塗料のJIS規格で採用される品質項目と試験方法をまとめて紹介する。

 3)上塗り塗料の品質
 ここでは,防食塗装で活用されてきた上塗り塗料と現行で主流の上塗り塗料について紹介する。
 「上塗り塗料」では,上塗り塗料の概要と,防食塗装に用いられる上塗り塗料のJIS規格を紹介する。
 「品質:合成樹脂調合ペイント・上塗り用」では,JIS K 5516「合成樹脂調合ペイント」に規定される上塗り塗料の品質規格を紹介する。
 「品質:鋼構造物用耐候性塗料・上塗り塗料」では,JIS K 5659「鋼構造物用耐候性塗料」の上塗り塗料の品質規格を紹介する。
 「品質:上塗り塗料のJIS品質項目」では,上塗り塗料のJIS規格で採用される品質項目と試験方法をまとめて紹介する。
 
 4)品質の試験・評価方法
 ここでは,防食塗装で活用される塗料を例に,品質評価に用いる主な試験方法を紹介する。
 「品質試験の項目と手順」では,防食塗装に用いられる塗料のJIS品質規格で規定されている項目と試験方法をまとめ,次項で解説する項目を選別する。
 「試験準備」では,試験を実施する上で共通するサンプリング,試料の検分及び調整方法,試験実施時の一般条件として,試験の場所,試料の混合,及び試験片の作製方法を紹介する。
 「容器の中での状態」では,試験に供する試料を開封した時の塗料の状態を観察評価する方法を紹介する。一般的な保管状態を想定した時の保管容器の中での状態の評価方法を紹介する。
 「加熱残分」では,塗料を一定条件で加熱した時に,塗料成分の一部が揮発,又は蒸発した後に残ったものの質量の,元の質量に対する百分率で表わす加熱残分の測定方法を紹介する。なお,多液形塗料では,主剤と硬化剤を混合した後を明示するため「混合塗料中の加熱残分」と称することもある。
 「塗装作業性」では,塗料に規定する塗装方法,及び方法で塗り付けたとき,塗装作業への支障の有無を評価する試験方法を紹介する。
 「乾燥時間(表面乾燥)」では,塗料に規定される乾燥条件,経過時間後に,バロチニ法を用いた塗膜表面の乾燥状態の評価試験方法を紹介する。
 「半硬化乾燥」では,塗料に規定される乾燥条件,経過時間後に,指触検査による塗膜表面の乾燥状態の評価試験方法を紹介する。
 「ポットライフ」は,多液形塗料を規定の混合比で混ぜ合わせた後,塗装作業に供することのできる最長の時間をいうが,一般的には,規定された条件で,規定された時間経過後に,塗装作業性塗膜の外観への影響の有無を評価試験する。一般的には,可使時間ともいう。
 「隠ぺい率」は,塗料が下地の色の差を覆い隠す度合を隠ぺい率といい,黒と白とに塗り分けて作った下地の上に,同じ厚さに塗ったときの,拡散反射率又は三刺激値Yの比で表われる。ここでは,測定試験の概要を紹介する。
 「塗膜の外観」では,規定された条件で塗装された塗膜が,未来ガンで見たとき,見本品と比べて塗膜の外観を比較評価する方法を紹介する。
 「上塗り適合性」では,一般的に,下塗り塗膜の上に中塗り塗料を,中塗り塗膜の上に上塗り塗料を塗り重ねる。
 このとき,塗装上の支承が起こらず,清浄な組合せの塗装膜が得られる下地となった塗膜の性質を上塗り適合性という。ここでは,上塗り適合性の評価試験方法を紹介する。
 なお,下塗り塗料を2回塗る塗装仕様など,同じ塗料を塗り重ねるときは,塗り重ね適合性(recoatability)という。
 「耐衝撃性」では,塗装試験片に塗料に規定される衝撃力を加え,塗膜の変形しにくさ(硬さ,柔軟性)を確認する試験方法を紹介する。
 「耐屈曲性」では,塗装試験片を塗料に規格される曲率で試験片を折り曲げたときの塗膜割れを観察することで,塗膜の柔軟性や付着性を評価できる試験方法を紹介する。
 「付着性」では,下塗り塗料と素地との付着強さを試験する方法を紹介する。
 「層間付着性」では,下塗り塗料と中塗り塗料との間の層間付着性Ⅰ,中塗り塗料と上塗り塗料との間の層間付着性Ⅱを評価する試験方法を紹介する。

   ページの トップ