防食概論:塗料・塗装

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         中塗り塗料

 中塗り塗料(intermediate coat,undercoat)とは,JIS K 5500 「塗料用語」では,“塗料を塗り重ねて塗装仕上げをするときの,中塗りに用いる塗料。”と定義している。
 下塗り塗膜と上塗り塗膜との中間にあって,両者に対する付着性をもち,塗装系の耐久性(上塗り塗膜の耐剥がれ性,下塗り塗膜の保護)を向上させる目的に用いるもの,下塗り塗面の平滑さの不足を補うために用いるものなどがある。
 後者を目的とする中塗り塗料は,自動車外板塗装のパテ塗りなどのように,塗膜が厚くて研磨しやすいことが特徴である。
 防食塗装に用いる中塗り塗料は,前者を目的としている。従って,JIS規格や各種団体規格では,防食塗装に用いる上塗り塗料の規格の中で,上塗り塗料に適した中塗り塗料を規定しているのが通例である。
 ここでは,代表的なJIS K 5516「合成樹脂調合ペイント」,及び JIS K 5659「鋼構造物用耐候性塗料」に規定される中塗り塗料について紹介する。
 
 JIS K 5516:2003 「合成樹脂調合ペイント」
 適用範囲
 この規格は,建築物(鉄部,木部)及び鉄鋼構造物の中塗り,又は上塗りに用いる合成樹脂調合ペイントについて規定する。
 種類
   1 種:主に,建築物及び鉄鋼構造物の中塗り及び上塗りとして,下塗り塗膜の上に数日以内に塗り重ねる場合に用いる。
   2 種中塗り用主に,大形鉄鋼構造物の中塗りに用いる。
   2 種上塗り用:主に,大形鉄鋼構造物の上塗りに用いる。
 
 JIS K 5659:2008 「鋼構造物用耐候性塗料」
 適用範囲
 この規格は,主に鋼構造物の美装仕上げ塗りに用い,長期の耐候性をもつ塗料について規定する。
 種類と等級
   上塗:1級,2級,3級
   中塗等級なし

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