防食概論:塗料・塗装

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         JIS K 5600-7-4 耐湿潤冷熱繰返し性

 環境因子繰り返し性(サイクル試験ともいう)に分類される耐湿潤冷熱繰返し性は,濡れた状態の塗膜が低温と高温の温度衝撃の繰り返しに対する抵抗性(付着性,割れ,ふくれ)である。これを評価する JIS 試験規格を紹介する。
 【 JIS 試験規格概要】
 JIS K 5600-7-4 :1999 「塗料一般試験方法−第 7 部:塗膜の長期耐久性−第 4 節:耐湿潤冷熱繰返し性(Testing methods for paints−Part 7 : Long-period performance of film−Section 4 : Humidity and cool-heat cycling test)」 なお,規格の詳細は,【塗料・塗装関連のJIS試験規格一覧】の JIS K 5600-7-4 で紹介する。
 
 【適用範囲】
 この規格は,塗膜が湿潤,又は浸せきの状態を経た後,温度変化を受けた場合の塗膜の変化を調べる試験方法について規定する。
 
 【序文】
 この試験方法は,現在の ISO 規格塗料試験方法には含まれていない。塗料製品規格の制定並びに改正に当たって必要とする試験の耐湿潤冷熱繰返し性について,塗料一般試験方法として作成した日本工業規格である。
 
 【項目一覧】
 1. 適用範囲
 2. 引用規格
 3. 装置及び材料
 4. 試験片の作製
 5. 操作
 6. 評価
 7. 試験報告
 
 【サイクル条件】
 試験条件には,湿潤条件で濡らした塗膜を用いる方法,水に浸漬した塗膜を用いる方法の 2 手法が規定されている。それぞれの試験条件を次に示す。
 条件 1): 湿潤( 50±1℃,95%RH,18 時間),低温( -20±2℃,3 時間),高温( 23±2℃,50±5%RH,3 時間)
 条件 2): 水浸漬( 20±2℃,18 時間),低温( -20±2℃,3 時間),高温( 50±3℃,3 時間)

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