防食概論:塗料・塗装

 技術用語関連のページ探しは
    “キーワード索引”

 関連機関へのリンク,防食関連書籍は
    “お役立ち情報”

  ☆ “ホーム” ⇒ “腐食・防食とは” ⇒ “塗料・塗装” ⇒

         塗膜の外観

 塗装後に硬化した塗膜が,均一な仕上がりになるか否かの評価は,目視観察による官能的評価にならざるを得ない。しかしながら,この品質は,実用に供する塗料にとって必要不可欠な品質の一つである。
 そこで,公正な評価を目的に,塗装後の観察までの時間,観察するときの照明,観察項目が規定されている。
 
 次には,JIS K 5551「構造物用さび止めペイント」,及びJIS K 5659「鋼構造物用耐候性塗料」に規定される試験の概要を紹介する。
 
 試験概要
 a) 試験片
 「塗装作業性」に従い作製し,適合となった試験片を用いる。
 
 b) 試験方法
 塗膜の外観の試験方法は,JIS K 5600-1-1:1999「塗料一般試験方法−第1部:通則−第1節:試験一般(条件及び方法)Testing methods for paints−Part 1 : General rule−Section 1 : General test methods (conditions and methods)」の(塗膜の外観)による。
 「塗装作業性」の試験で合格した試験片を 48 時間放置したものを目視によって観察する。
 
 c) 評価,及び判定
 次に例示するように,下塗り塗料と上塗り塗料では,要求性能が異なるので,観察項目が多少異なる。
 JIS K 5551「構造物用さび止めペイント」
 評価は,拡散昼光の下で目視によって行い,つぶ,しわ,むら,割れ,膨れ,穴,及びはがれの程度の差が見本品と比べてないときは,“正常である”とする。見本品は,塗膜見本,社内見本品及び限度見本品を用いる。
 
 JIS K 5659「鋼構造物用耐候性塗料」
 試験片を目視による観察によって評価し,割れ・はがれ・膨れを認めず,色・つや,平らさ,流れ,つぶ,しわ,むら及び穴の程度が見本品に比べて差異が大きくないとき,“正常である”とする。

 ページのトップへ