防食概論:塗料・塗装

  ☆ “ホーム” ⇒ “腐食・防食とは” ⇒ “塗料・塗装” ⇒

         視覚特性とは

 JIS規格では,視覚特性として,“隠ぺい力”,“色の目視比較”,“測色(原理)”,“測色(測定)”,“測色(色差の計算)”,“鏡面光沢度”,の試験規格を規定している。
 これらの特性は,主に上塗り塗膜の景観性能を規定するときに必要となる。
 
 また,“色差”や“鏡面光沢度”は,上塗り塗膜の経時的な変化の評価でも用いられる。この場合の鏡面光沢度は,絶対値ではなく,初期値からの変化率(光沢保持率)で評価される。
 例えば,“耐アルカリ性”,“耐酸性”を評価するための試験では,試験結果の判定を“色の変化”で行い,“耐湿潤冷熱繰返し性”評価のための試験結果の判定に“光沢保持率”が用いられている。
 
 長期耐久性を評価する品質項目の“促進耐候性”では,“色の変化”,“光沢保持率 “,及び“白亜化の等級”を評価に採用している。
 品質項目“屋外暴露耐候性”においても,品質規定条件として,“光沢保持率”と“白亜化の等級”を規定している。
 
 ここでは,“隠ぺい力”,“色の目視比較”,“測色(色差の計算)”,“鏡面光沢度”について,JIS K 5516「合成樹脂調合ペイント」,及びJIS K 5659「鋼構造物用耐候性塗料」での扱いを例に,評価試験方法を紹介する。

 このページの“トップ”