社会資本・腐食防食関連の技術用語 (索引)
“社会資本“,及び“腐食防食“に関連する記事を理解するうえで必要となる基礎用語,法則類,定義などについて,その概要を紹介するとともに,関連するページとのリンクを構成する。
ここでは,ハ行 “ふ”の用語を ふあ~ふさ, ふし, ふす~ふつ, ふて~ふら, ふり~ふん に分けて紹介する。
用語一覧 ふ~ふさ
【 ファーストイエロー 】 ,
【 ファラデー定数 】 ,
【 ファラデーの電気分解の法則 】 ,
【 VOC 】 ,
【 フィックの法則 】 ,
【 フィッシュアイ(塗膜の) 】 ,
【 フィルムアプリケーター 】 ,
【 風向 】 ,
【 封孔処理 】 ,
【 風速 】 ,
【 フーチング 】 ,
【 フーリエの法則 】 ,
【 プールベダイアグラム 】 ,
【 フェノール樹脂(PF) 】 ,
【 フェノール樹脂塗料 】 ,
【 フェライト 】 ,
【 フェライト系ステンレス鋼 】 ,
【 フェロアロイ 】 ,
【 深絞り性 】 ,
【 付加縮合(反応) 】 ,
【 不活性ガス 】 ,
【 付加反応 】 ,
【 深割れ(塗膜の) 】 ,
【 不乾性油 】 ,
【 吹付け塗り 】 ,
【 負極 】 ,
【 均一腐食 】 ,
【 複合サイクル試験 】 ,
【 複合サイクル腐食試験 】 ,
【 腹材 】 ,
【 複素環式化合物 】 ,
【 腹板 】 ,
【 膨れ(塗膜の) 】 ,
【 膨れの等級 】 ,
【 部材係数 】
用語の概要と関連ページ
【ファーストイエロー】( fast yellow )
アゾ系顔料で,置換基の種類で緑味~赤味までの色域を持つ。
関連ページ : 塗料概論:着色顔料 ,
用語一覧へ
【ファラデー定数】( Faraday constant )
ファラデーの電気分解の法則で用いられるファラデー定数 F は,1mol の電子の電気量を表し,電気素量 e (1.6021766208×10−19 C)にアボガドロ数 NA((6.022140857×1023 mol−1) をかけたもの。すなわち,電子の物質量あたりの電荷 F = 9.6485 × 104 C/mol (クーロン毎モル)
関連ページ : 腐食基礎:表面の揺らぎ ,
用語一覧へ
【ファラデーの電気分解の法則】( Faraday's laws of electrolysis )
1833 年にイギリスの科学者マイケル・ファラデーによって発見された電気量と物質変化量の関係をファラデーの電気分解の法則という。
●物質の量 m ( g ) は,流れた電気量(電流×時間)に比例する。電流 I ( A ) ×時間 t ( s ) =電気量 Q ( C :クーロン) なので,
m = K ・ I ・ t = K・Q
ここに,K :電気化学当量(比例定数)
● 1グラム当りの等量の物質を析出させるのに必要な電気量は,物質の種類によらず一定である。物質の分子量 M ( g / mol ) とすると,
m = ( MQ ) /( zF )
ここに,z :イオン価数,F :ファラデー定数 ( 9.6485 × 104 C/mol )
関連ページ : 腐食基礎:腐食の継続について , 腐食基礎:表面の揺らぎ , 鋼の腐食:迷走電流腐食 ,
用語一覧へ
【VOC】( volatile organic compound )
有機化合物の中で,基本的には,接している通常の雰囲気温度及び気圧で,自然に揮発するすべての有機の液体及び/又は固体。【JIS K5500「塗料用語」】⇒ 揮発性有機化合物
関連ページ : 塗料概論:溶剤類 , 塗料概論:環境規制 , 塗料概論:塗料の環境影響 , 塗料各論:塗料分類(形態別分類) , 塗料評価:加熱残分 ,
用語一覧へ
【フィックの法則】( Fick's laws of diffusion )
気体,液体のみならず固体(金属)にも適用できる物質の拡散に関する基本法則である。フィックの法則には第 1法則と第 2法則がある。
フィックの第 1法則
“拡散束(流束;flax)は,濃度勾配に比例する”と表現される法則で,定常状態拡散(濃度が時間で変わらない)で適用される。拡散係数を D ,位置 x での濃度 c とした時,拡散束 J は,J = − D grad c あるいは J = − D ( dc /dx ) で与えられる。
フィックの第 2法則
実際の拡散で見られる濃度が時間に関して変わる非定常状態拡散に適用される。拡散係数 D が定数のとき,濃度 c の時間変化は,∂c /∂t = − div J = D∇2 cあるいは∂c /∂t = D (∂2 c /∂x2 ) で与えられる。
関連ページ : 腐食基礎:腐食の速さとは , 腐食基礎:環境因子と腐食速さ , 腐食基礎:溶存酸素濃度の影響 , 腐食基礎:酸素拡散律速とは , 鋼の腐食:乾食 , 鋼の腐食:溶存酸素濃度の影響 , 鋼の腐食:溶存酸素の拡散 , 鋼の腐食:流速の影響 , 鋼の腐食:水質(温度)の影響 ,
用語一覧へ
【フィッシュアイ(塗膜の)】( fish eyes )
塗膜にできる中心に小粒子の異物があるクレーター(へこみ)。【JIS K5500「塗料用語」】
関連ページ : 塗料評価:塗膜の外観 ,
用語一覧へ
【フィルムアプリケーター】( film applicator )
すきまを通して塗料をしごいて一定の厚さに塗り付ける器具。【JIS K5500「塗料用語」】
関連ページ : 塗料評価:隠ぺい率 ,
用語一覧へ
【風向】( wind direction )
風の吹いてくる方向。風向は真北を基準に時計回りに 16等分(16方位)又は36等分(36方位)した角度で示される。風向は時々刻々変化するので,一般には 10分間の平均で示す。なお,風速 0.2m/s 以下の場合は風向を示さない。
関連ページ : 塗膜の試験規格:屋外暴露耐候性 ,
用語一覧へ
【封孔処理】( sealing, sealing of anodic oxide coating )
溶射被膜の開口気孔に封孔剤を浸透させて気孔を充填し,皮膜の化学的性質及び物理的性質を改善する処理。【JIS H8200「溶射用語」】
陽極酸化によって生成した多孔性皮膜の微細孔を封じ,耐汚染性,耐食性などの物理的,化学的性質を改善する処理の総称。水蒸気封孔,沸騰水封孔,低温封孔などがある。【JIS H0201「アルミニウム表面処理用語」】
関連ページ : 防食基礎:溶射材料と手順 , 防食基礎:溶射皮膜の品質 ,
用語一覧へ
【風速】( wind speed )
風の速さ(一定時間に空気が移動した距離)で,風速計で測定された値で,単位 m/s,km/hなどで表される。なお,風速は刻々変動するので,単に風速といった場合には,観測時前 10分間の平均風速を指す。
関連ページ : 塗膜の試験規格:屋外暴露耐候性 ,
用語一覧へ
【フーチング】( footing )
柱,壁,橋脚などの基礎で,地盤に安全に支持されるように底面を拡大した基礎。【新版図説土木用語辞典】
柱・壁・橋脚などの基礎で,地盤に安全に維持されるように底面を拡大した基礎。【鉄道構造物等設計標準・同解説(鋼・合成構造物)】
関連ページ : 橋梁関連の基礎用語 ,
用語一覧へ
【フーリエの法則】( Fourier's law )
物質の移動を伴わずに高温側から低温側へ熱が伝わる現象を熱伝導(thermal conduction)といい,固体の熱伝導に関する基本法則がフーリエの法則である。
単位時間に単位面積を流れるを J [W/m2] ,温度を T としたとき,定常状態と見なせる時間領域で,熱流束密度 J は温度勾配 grad T に比例する。すなわち,J = − λgrad T で表される。比例係数λは,熱伝導率(thermal conductivity)といわれる。
この関係は,物質の拡散に関するフィックの第一法則の拡散係数 D を熱伝導率,位置 x での濃度 c を温度 T に置き換えた拡散束 J の式と同等である。⇒ フィックの法則
関連ページ : 防食基礎:有機ライニングの要求性能 ,
用語一覧へ
【プールベダイアグラム】( Pourbaix diagram )
1938年にマルセル・プールベが発表したもので,水中における化学種(特に金属)の存在領域を横軸にpH,縦軸に酸化還元電位をとって,2次元座標上に図示したもの。電位-pH図,プールベ図,E-pH図とも呼ばれる。⇒ 電位-pH図
関連ページ : 防食基礎:電気防食 ,
用語一覧へ
【フェノール樹脂(PF)】( phenolic resin, phenol formaldehyde resin )
フェノール樹脂は,ベークライト,フェノール-ホルムアルデヒド樹脂,石炭酸樹脂などともいわれ,フェノール類とアルデヒド類との重合反応により,初めて人工的に合成された熱硬化性樹脂である。耐熱性が高く,難燃性,低発煙性に加えて煙の毒性が小さくいので,調理器具や厨房関連の材料として,電気絶縁性,機械強度及び耐熱性などが要求される工業用部品や電気絶縁性を求められる電気・電子部品での使用が多い。
各種のアルデヒド,特にホルムアルデヒドと,フェノール及びその同族体又は誘導体との縮重合によって作られる合成樹脂。【JIS K5500「塗料用語」】
関連ページ : 防食基礎:有機ライニングの要求性能 , 塗料各論:アルキド樹脂塗料 ,
用語一覧へ
【フェノール樹脂塗料】( phrnolic coating, phenolic resin coating )
フェノール類とアルデヒド類とを縮合させて得た合成樹脂塗料を塗膜形成要素とする塗料。ロジン変性フェノール樹脂又はアルキルフェノール樹脂と乾性油とを塗膜形成要素として作った油性塗料,アルコール可溶性フェノール樹脂をアルコールに溶かして作ったアルコール性塗料などがある。
塗膜は,一般に耐酸性,耐アルカリ性,耐油性,耐水性,電気絶縁性などが優れている。【JIS K5500「塗料用語」】
関連ページ : 塗料概論:塗料の分類(材料) ,
用語一覧へ
【フェライト】( ferrite )
α-Fe に炭素(C)を僅かに固溶した組織で,やわらかく摩耗には弱いがねばく,展延性に富んでいる。常温では強磁性体である。
関連ページ : 金属概論:鉄鋼の基礎 , 金属概論:鉄鋼の微細構造 ,
用語一覧へ
【フェライト系ステンレス鋼】( ferritic stainless steels )
クロムを10.5%以上含有し,常温でフェライト組織を示すステンレス鋼。SUS430がその代表的なものである。【JIS G 0203「鉄鋼用語(製品及び品質)」】
関連ページ : 金属概論:ステンレス鋼 ,
用語一覧へ
【フェロアロイ】( ferro-alloy )
鉄に,1種以上の金属元素を多量( 20~90%)に加えた合金の総称で,フェロシリコン,フェロマンガン,フェロニッケル,フェロクロムなど多種ある。これらは,鉄鋼の脱酸や脱硫,特殊鋼への合金元素の添加に用いられる。 ⇒ 合金鉄
関連ページ : 金属概論:金属の工学的分類 ,
用語一覧へ
【深絞り性】( deep drawability )
ダイス面上の素材がダイス孔穴内へ絞り込まれ得る程度。その程度によって,絞り性,深絞り性,超深絞り性に区分して呼ばれる。【JIS G 0203「鉄鋼用語(製品及び品質)」】
関連ページ : 塗膜の評価:柔軟性(可とう性) ,
用語一覧へ
【付加縮合(反応)】( addition condensation reaction )
付加反応と縮合反応を繰り返して重合体を与える反応の呼称。
代表的な重合体には,フェノール樹脂(ベークライト),尿素樹脂(ユリア樹脂),メラミン樹脂がある。これらの樹脂は形成後の熱処理により付加縮合が進行し,架橋構造が形成されて硬化する。
関連ページ : 塗料概論:塗料の分類(工程) , 塗料概論:塗料形成要素(展色材) ,
用語一覧へ
【不活性ガス】( inert gas )
不活性気体ともいい,対象とする物質の関わる化学反応(変化)に対して不活性な気体をいい,一般的な対象物には窒素やアルゴンが用いられる。
関連ページ : 防食基礎:酸素除去 ,
用語一覧へ
【付加反応】( addition reaction )
付加反応とは,多重結合が解裂し,それぞれの端が別の原子団と新たな単結合を生成する反応である。
関連ページ : 塗料各論:エポキシ樹脂とは , 塗料各論:ポリウレタン樹脂塗料分類 ,
用語一覧へ
【深割れ(塗膜の)】( deep cracks )
少なくとも1層を貫通している,最終的には塗膜の完全な破壊につながるような割れ。割れの項参照。【JIS K5500「塗料用語」】
関連ページ : 塗装概論:塗膜変状と措置(経年変化) , 塗膜の試験規格:割れの等級 ,
用語一覧へ
【不乾性油】( nondrying oil )
液状の脂肪油で,空気中で乾燥しないもの。よう素価100以下の脂肪油。
参考追記:オリーブ油・扁桃(あーもんど)油・落花生(らっかせい)油・椰子(やし)油・椿(つばき)油・菜種(なたね)油・蓖麻子(ひまし)油などがある。【JIS K5500「塗料用語」】
関連ページ : 防食基礎:有機高分子材料 , 塗装概論:塗り付け方法 , 塗料概論:塗料の分類(材料) , 塗料各論:アルキド樹脂とは ,
用語一覧へ
【吹付け塗り】( spraying, spray coating )
スプレーガンで塗料を微粒化して吹き付けながら塗る方法。【JIS K5500「塗料用語」】
JIS K 5600-1-1「塗料一般試験方法−第1部:通則−第1節:試験一般(条件及び方法)」 参照。
関連ページ : 防食基礎:塗装技術 , 塗料概論:分類(形態,機能) , 塗料評価:塗装作業性 ,
用語一覧へ
【負極】( negative electrode, anode )
電池において,その放電時に外部回路から正電荷が流れ込む,又は外部回路に向かって電子が流れ出す電極。 ⇒ 電極
関連ページ : 腐食基礎:腐食と電気化学 , 腐食基礎:腐食開始と継続 ,
用語一覧へ
【均一腐食】( uniform corrosion )
読み「きんいつふしょく」,金属表面にほぼ均一に生じる腐食。全面腐食ともいう。【JIS Z0103「防せい防食用語」】
関連ページ : 腐食基礎:腐食分類 , 腐食基礎:表面の揺らぎ , 腐食概論:鋼の腐食とは , 鋼の腐食:全面腐食と局部腐食 , 防食基礎:腐食試験・形態観察 ,
用語一覧へ
【複合サイクル試験】( combined cyclic corrosion test )
腐食環境条件の組み合わせを変化させたものを1サイクルとしてこれを繰り返し行い,試験片の腐食や被覆の劣化などの状態を調べる試験。【JIS Z0103「防せい防食用語」】
JIS K 5600-7-9「塗料一般試験方法−第7部:塗膜の長期耐久性−第9節:サイクル腐食試験方法‐塩水噴霧/乾燥/湿潤」に塗膜の複合サイクル試験方法が規格されている。
JIS H8502「めっきの耐食性試験方法」には,めっきの中性の塩化ナトリウム溶液の噴霧,乾燥,湿潤の雰囲気で行う中性塩水噴霧サイクル試験 (cyclic neutral salt spray test) ,中性の塩化ナトリウム溶液に硝酸及び硫酸などを加えた人工酸性雨液の噴霧,乾燥,湿潤の雰囲気で行う人工酸性雨サイクル試験 (cyclic artificial acid rain test) が規定されている。
関連ページ : 防食基礎:人工環境腐食試験 , 防食基礎:複合サイクル腐食試験 , 塗膜の評価:塗膜品質の分類 , 塗膜の試験規格:サイクル腐食試験 ,
用語一覧へ
【複合サイクル腐食試験 】( cyclic corrosion test )
海塩粒子の飛来,乾燥,湿潤など人工的に加速された腐食条件を繰り返す試験装置内へ試験片を置き,さびの発生状態などを調べる試験。めっき,塗覆装,ステンレス鋼などの促進耐候性試験として用いられる。【JIS G 0202「鉄鋼用語(試験)」】
関連ページ : 防食基礎:人工環境腐食試験 , 防食基礎:複合サイクル腐食試験 ,
用語一覧へ
【腹材】( web member )
トラスの腹部を構成している部材の総称で,斜材と鉛直材とからなる。
関連ページ : 鋼橋構造:トラス橋・部材 ,
用語一覧へ
【複素環式化合物】( heterocyclic compound )
ヘテロ環式化合物ともいい, 2種類以上の元素により構成される環式化合物。なお,単一の元素によって構成される環式化合物は単素環式化合物(homocyclic compound)と呼ぶ。
関連ページ : 塗料各論:エポキシ樹脂塗料概要 ,
用語一覧へ
【腹板】( web plate )
プレートガーダーの上下のフランジを結合し,腹部を形成する板で,主としてせん断力に抵抗する。
関連ページ : 鋼橋構造:鋼桁部材 ,
用語一覧へ
【膨れ(塗膜の)】( blister )
金属中又は皮膜下にガス,液体又は腐食生成物が蓄積して,局部的にふくれる現象。【JIS Z0103「防せい防食用語」】
塗膜に泡が生成する現象。水分・揮発成分・溶剤を含む面に塗料を塗ったとき,又は塗膜形成後に,下層面にガス,蒸気,水分などが発生,侵入したときなどに起こる。発生した膨れは,その大きさと密度を調べる。【JIS K5500「塗料用語」】
JIS K 5600-8-2「塗料一般試験方法-第8部:塗膜劣化の評価-第2節:膨れの等級」参照
関連ページ : 塗装概論:塗替え塗装管理(塗膜調査) , 塗装概論:塗膜劣化の評価 , 塗装概論:塗膜劣化の等級 , 塗装概論:塗膜変状と措置(経年変化) , 塗料評価:塗膜の外観 , 塗膜の評価:塗膜品質の分類 , 塗膜の評価:耐久性とは , 塗膜の試験規格:塗膜劣化評価規格 , 塗膜の試験規格:一般的な原則と等級 , 塗膜の試験規格:膨れの等級 ,
用語一覧へ
【膨れの等級】( designation of degree of blistering )
塗膜の膨れの程度を,基準図版による等級見本と比較し,評価された等級。基準図版では,膨れの大きさを等級 2,3,4 及び 5,並びに膨れの量(密度)を等級 2,3,4 及び 5 と等級付けして,図示している。【JIS K5600-8-2「塗料一般試験方法− 第 8部:塗膜劣化の評価− 第 2節:膨れの等級」】
関連ページ : 塗装概論:塗膜劣化の評価 , 塗装概論:塗膜劣化の等級 , 塗膜の試験規格:塗膜劣化評価(規格) , 塗膜の試験規格:一般的な原則と等級 , 塗膜の試験規格:膨れの等級 ,
用語一覧へ
【部材係数】( member factor )
部材強度の限界値算定上の不確実性,部材寸法のばらつきの影響,部材の重要度(対象とする部材が限界状態に達したときに構造物全体に及ぼす影響)等を考慮するための安全係数。【鉄道構造物等設計標準・同解説(鋼・合成構造物)】
関連ページ : 橋梁関連の基礎用語