防食概論:防食の基礎

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           【酸素除去】

 水と同様に,腐食環境因子である酸素濃度を制御することで,鋼腐食の反応量を抑制できる。図には,鋼に接触する水に含まれる溶存酸素濃度と鋼腐食の関係を示した。

鋼腐食度に与える相対湿度の影響

鋼腐食度に与える相対湿度の影響

 図から酸素を除去するか,又は鋼が不動態化するほどの量を添加することで鋼腐食を制御できることが分かる。
 実用的には,酸素を添加するより除去する方が容易である。酸素を除去する方法として,脱酸素剤を用いる方法,不活性ガスで空気を置換(除湿も兼ねる)する方法がある,化学プラントなどでは,不活性ガスによる置換が実用されている。
 淡水環境では,脱酸素剤として亜硫酸ナトリウムやヒドラジンを用いて水溶液中の溶存酸素を除去できる。
 :点検等で検査員が出入りする状況では,酸欠事故に留意する必要がある。

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