社会資本・腐食防食関連の技術用語 (索引)

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 ここでは,“社会資本“,及び“腐食防食“に関連する記事を理解するうえで必要となる基礎用語,法則類,定義などについて,その概要を紹介するとともに,関連するページとのリンクを構成する。

 用語一覧 あ~あお

アーク切断 】  , 【 アーク溶射 】  , 【 アーク溶接 】  , 【 アーク溶接鋼管 】  , 【 アーチ橋
 
R 加工 】  , 【 IRHD 】  , 【 IEC 】  , 【 ISO 】  , 【 ISO 9223 】  , 【 I 形桁橋梁 】  , 【 ICP/AES,ICP/OES 】  , 【 アイゾット衝撃試験
 
亜鉛 】  , 【 亜鉛-アルミニウム合金溶射 】  , 【 亜鉛華 】  , 【 亜酸化鉛 】  , 【 亜鉛地金  】  , 【 亜鉛末
 
亜鉛めっき 】  , 【 亜鉛めっき鋼板 】  , 【 亜鉛めっき鋼より線  】  , 【 亜鉛めっき鉄線  】  , 【 亜鉛めっき面用エポキシ樹脂塗料下塗り 】  , 【 亜鉛溶射 】  , 【 亜鉛浴

 用語の概要と関連ページ


 【アーク切断】( arc cutting )
 アーク熱によって金属を溶かして行う切断。
 関連ページ : 鋼橋製作:接合・溶接 ,  
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 【アーク溶射】( electric arc spraying, arc spraying )
  2本の金属ワイヤ(溶射材料)の間にアーク放電を発生させ,この放電エネルギーで金属ワイヤを溶融し,圧縮空気によって微粒化した溶射材料を基材に吹き付けて被膜を形成する溶射。 【JIS H8200「溶射用語」】
 ワイヤアーク溶射とも呼ばれる。2本の金属ワイヤの間にアークを発生させ,アークの熱によってワイヤを溶融し,その溶融速度にあわせてワイヤを送給しながら,圧縮空気などのガス噴射によって溶滴を微細化させ,被覆対象物に向かって吹きつけ皮膜を形成させる溶射法。
 アルミニウム,亜鉛,銅,鋼などの金属の溶射に多く用いられる。導電性材料にしか適用できないが,金属チューブにセラミックを充填したセラミック充填金属チューブ(cored wire)を用いることによってサーメットの溶射も可能になる。【日本溶射学会・溶射用語集より】
 関連ページ : 金属溶射の種類 ,  
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 【アーク溶接】( arc welding )
 金属溶接棒と母材の間に電流を通して持続的にアークを発生させ,熱によって棒を溶かして接合する方法。アークは円弧,電弧の意味である。
 関連ページ : 鋼橋製作:接合・溶接 ,  
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 【アーク溶接鋼管】( arc welded steel pipe )
 鋼帯や厚板をアーク溶接して管に加工した物の総称。製造方法でUOE鋼管(直径1500mm前後まで製造可能),スパイラル鋼管(理論上はどんなサイズの管でも製造),板巻鋼管(大径厚肉品など特殊な管の製造)がある。
 関連ページ : 社会資本:水道 ,  防食塗装系:鋼橋の構造例 ,  
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 【アーチ橋】( arch bridge )
 アーチを主桁とした橋梁をいう。アーチ橋には,路面,軌道面の位置で上路形,中路形がある。また,充腹の桁になっている場合をソリッドリブアーチといい,トラスから構成されるものをブレーストアーチという。
 関連ページ : 鋼橋構造:アーチ橋 ,  防食塗装系:鋼橋の構造例 ,  
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 【R 加工】( R finishing )
 角を丸く加工すること。
 関連ページ : 塗装概論:塗り付け技術(刷毛塗り) ,  
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 【IRHD】( international rubber hardness degrees )
 国際ゴム硬さ(IRHD)は,硬さの単位。規定の条件下で試験片に規定の押針でへこむ深さから得られる量。
 注記 IRHD のスケールでは,押針を押し込んだときに,測定可能な抵抗を示さない材料を 0とし,全くへこみのない材料を 100 とする。このスケールは,JIS K 6253 に規定されている。
 関連ページ : 塗膜の評価:硬さ ,  
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 【IEC】( International Electrotechnical Commission )
 IEC(国際電気標準会議)は各国の代表的な標準化機関で組織される電気工学,電子工学,および関連した技術を扱う非政府間国際機関(標準化団体)で,電気通信分野をのぞく電気・電子分野の国際的な標準化(IEC規格)を行っている。
 関連ページ : 塗料の評価:はじめに ,  
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 【ISO】( International Organization for Sstandardization )
 ISO(International Organization for Standardization;国際標準化機構)は,国際連合経済社会理事会に総合協議資格(general consultative status)を有する機関に認定された最初の組織の 1つで,各国の国家標準化団体で構成される非政府組織である。 ISOが定める国際規格を ISO規格という。
 関連ページ : 塗料の評価:はじめに ,  
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 【ISO 9223】( ISO 9223 )
 ISO 9223“Corrosion of metals and alloys -- Corrosivity of atmospheres -- Classification, determination and estimation”
 関連ページ : 鋼の腐食:大気腐食環境分類(ISO 9223) ,  
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 【I 形桁橋梁】( I -beam bridge )
 主桁に I 形鋼を用いた鋼桁の橋梁である。鋼桁橋として最も簡易な構造の橋梁である。
 道路橋では支間 12m,鉄道橋では 7mくらいまでの小支間の場合に使用される。最近は H 形鋼を用いることが多い。
 関連ページ : 鋼橋構造 ,  
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 【ICP/AES,ICP/OES】( inductively coupled plasma atomic emission spectrometry, inductively coupled plasma optical emission spectrometry )
 ⇒ 誘導結合プラズマ発光分光分析法,発光分光分析(AES)
 関連ページ : 防食基礎:腐食試験・化学分析 ,  
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 【アイゾット衝撃試験】( Izod impact strength test )
 材料の靭性の評価に用いられる衝撃試験で,試験片の片面に規定されるノッチ(切り込み)をいれ,片端を固定したのち,通常はノッチの付いている方向から振り子(ハンマー)を衝突させて破壊時に吸収するエネルギーを算出する。
 アイゾット衝撃試験機を用い,試験片の一端を切欠き部で固定し,他端をノッチ部から 22 mm 隔たっている位置でノッチ部と同じ側の面をハンマによって 1 回だけ衝撃を与えて試験片を破断し,アイゾット衝撃値を測定する試験。【JIS G 0202「鉄鋼用語(試験)」】
 試験片の一端を試験片中央部で試験片支持台に垂直に固定し,他端は試験片の固定端から 22mm 隔たっている位置を衝撃試験機のハンマで,1 回の衝撃によって試験片を破断し,アイゾット衝撃値を測定する試験。 アイゾット衝撃値は,試験片を破断するのに要した吸収エネルギー (J) {kgf・cm} を試験片の中央部の元の断面積で除した値 (kJ/m2){kgf・cm/cm2}。【JIS K7062「ガラス繊維強化プラスチックのアイゾット衝撃試験方法」】⇒ 衝撃試験
 関連ページ : 防食基礎:腐食試験・機械特性 ,  塗料評価:耐衝撃性 ,  
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 【亜鉛】( zinc )
 原子番号 30,元素記号 Zn,原子量 65.38g・mol-1,密度 7.14Mg・m-3融点 419.5℃,電気抵抗率 20℃で 96.1nΩ・m の金属元素で単体(金属)の安定な結晶構造は,六方最密充填構造 (HCP)である。単体(金属)は,青味を帯びた銀白色の金属で,湿度の高い空気中で腐食し,灰白色の腐食生成物(塩基性炭酸亜鉛)で表面が覆われる。
 関連ページ : 金属概論:亜鉛めっき鋼 ,  鋼の腐食:淡水中の金属腐食 ,  鋼の腐食:暴露試験例(海洋環境) ,  
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 【亜鉛-アルミニウム合金溶射】( zinc - alminiumu alloy )
 溶射材料に亜鉛-アルミニウム合金を用いて行う溶射。主として,鉄鋼構造物の防食の目的で用いる(JIS H 8301参照)。 【JIS H8200「溶射用語」】
 関連ページ : 防食基礎:溶融めっき ,  
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 【亜鉛華】( zinc oxide )
 酸化亜鉛を主成分とする白顔料。【JIS K5500「塗料用語」】
 JIS K 5102「亜鉛華(顔料)」には,顔料としての亜鉛華について規定されている。亜鉛華は,1号,2号,3号の 3種類規定される。亜鉛華の1号は,主として電気亜鉛を原料とする。2号及び 3号は,主として蒸留亜鉛又は亜鉛ドロスを原料とし,亜硫酸ガスで漂白したもの。
 関連ページ : 塗料概論:歴史(日本の油性塗料) ,  
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 【亜酸化鉛】( lead suboxide )
 金属鉛の加熱,硝酸鉛のアルカリ処理などで得られる組成式 PbO の酸化鉛(Ⅱ)で,一酸化鉛(lead monoxide)ともいわれる。古くから防せい顔料やクリスタルガラス(crystal glass,鉛ガラス)などに用いられていた。
 室温で安定なα型(赤色・正方晶系)とで 300℃以上で安定なβ型(黄色・斜方晶系)がある。α型は密陀僧(みつだそう),リサージ (litharge)といわれ,β型は金密陀(きんみつだ),マシコート(massicot)ともいわれる。
 関連ページ : 塗料概論:塗料の近代化 ,  塗膜の評価:耐塩水性 ,  
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 【亜鉛地金 】( Zinc ingots )
 亜鉛地金の中で鉱石又はその他の亜鉛含有物質から蒸留又は電気化学的還元によって得られる精製亜鉛の固体について,JIS H 2107「亜鉛地金:Zinc ingots」に規定されている。
 関連ページ : 金属概論:亜鉛めっき鋼の種類 ,  
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 【亜鉛末】( zinc dust )
 金属亜鉛を主成分とする灰色の粉末。さび止め顔料として用いる。【JIS K5500「塗料用語」】
 関連ページ : 塗料概論:構成(防せい・体質顔料) ,  塗料各論:不動態化,還元系防せい顔料 ,  塗料各論:ジンクリッチ系塗料 ,  塗料評価:プライマーとは ,  塗料評価:厚膜形ジンクリッチペイント ,  塗膜の評価:下塗り塗料 ,  
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 【亜鉛めっき】( zinc plating )
 亜鉛イオンや亜鉛錯イオンを含む電解質に直流又はパルス電流を流して,陰極上に金属亜鉛を析出させる処理。【JIS H0400「電気めっき及び関連処理用語」】
 関連ページ : 防食基礎:電気めっきの分類 ,  防食基礎:溶融めっき ,  塗料概論:長期防錆用塗料の登場 ,  
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 【亜鉛めっき鋼板】( zinc-coated sheets )
 亜鉛をめっきした鋼板で,溶融亜鉛めっき鋼板と電気亜鉛めっき鋼板がある。溶融亜鉛めっきの亜鉛の質量は,両面合せて60~800g/m2の間で変わる。めっきはスパングル(冷却時の結晶化による模様)仕上,最小スパングル又はスパングル無しにできる。電気めっきの亜鉛の質量は,両面合せて7~107g/m2の間で変わる。亜鉛めっき後,表面をクロメート処理又はリン酸処理によって不動態化してもよい。【JIS G 0204「鉄鋼用語(鋼製品の分類及び定義)」】
 関連ページ : 金属概論:亜鉛めっき鋼 ,  金属概論:電気亜鉛めっき ,  金属概論:溶融亜鉛めっき ,  金属概論:55%アルミ亜鉛合金めっき ,  金属概論:溶融亜鉛めっき層の構造 ,  防食基礎:工業塗装 ,  
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 【亜鉛めっき鋼より線 】( Zinc-coated steel wire strands )
 亜鉛めっき鋼線について,JIS G 3548「亜鉛めっき鋼線:Zinc-coated steel wires」に規定されている。なお,JIS G 3506「硬鋼線材」の線材に熱処理(パテンチング,焼きなましなど)を行った後,冷間加工し,これに溶融亜鉛めっき又は電気亜鉛めっきを行った断面形状が円形の線をSWGF材と記し,線材に熱処理(パテンチング,焼きなましなど)を行った後,冷間加工し,必要に応じて熱処理(パテンチング,焼きなましなど)を行い,これに溶融亜鉛めっき又は電気亜鉛めっきを行い,更に冷間加工した断面形状が円形の線をSWGD材と記す。
 電力用・通信用の架空地線,埋設地線,ちょう架線,自己支持形ケーブル用支持線及び支線並びにこれと類似の目的に使用する亜鉛めっき鋼より線について,JIS G 3537「亜鉛めっき鋼より線:Zinc-coated steel wire strands」に規定されている。
 関連ページ : 金属概論:亜鉛めっき鋼の種類 ,  
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 【亜鉛めっき鉄線 】( Zinc-coated low carbon steel wires )
 亜鉛めっき鉄線について,JIS G 3547「亜鉛めっき鉄線:Zinc-coated low carbon steel wires」に規定されている。なお,JIS G 3505「軟鋼線材」の材料に伸線加工及び焼きなましを行った後,溶融亜鉛めっき又は電気亜鉛めっきを行ったものはSWMGS材と記され,材料に伸線加工を行ったまま,溶融亜鉛めっき又は電気亜鉛めっきを行ったものはSWMGH材と記す。
 関連ページ : 金属概論:亜鉛めっき鋼の種類 ,  
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 【亜鉛めっき面用エポキシ樹脂塗料下塗り】( )
 ⇒ エポキシ樹脂塗料下塗り
 関連ページ : 防食塗装系:道路:塗装系溶融亜鉛めっき用 ,  
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 【亜鉛溶射】( zinc spraying )
 溶射材料に亜鉛を用いて行う溶射。主として,鉄鋼構造物の防食の目的で用いる(JIS H 8300参照)。 【JIS H8200「溶射用語」】
 関連ページ : 防食基礎:溶射材料と手順 ,  
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 【亜鉛浴】( zinc bath )
 ⇒ 溶融亜鉛めっき鋼
 関連ページ : 金属概論:溶融亜鉛めっき ,  
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