社会資本・腐食防食関連の技術用語 (索引)
“社会資本“,及び“腐食防食“に関連する記事を理解するうえで必要となる基礎用語,法則類,定義などについて,その概要を紹介するとともに,関連するページとのリンクを構成する。
ここでは,サ行 “さ”の用語を さあ~さわ, さん に分けて紹介する。
用語一覧 さん~
【 酸 】 ,
【 酸塩基反応 】 ,
【 酸解離乗数 】 ,
【 酸化還元 】 ,
【 酸化還元電位 】 ,
【 酸化還元反応 】 ,
【 三角座標(土性三角図) 】 ,
【 酸化重合 】 ,
【 酸化第一鉄 】 ,
【 酸化鉄 】 ,
【 酸化反応 】 ,
【 酸化物 】 ,
【 酸化防止剤 】 ,
【 三刺激値 】 ,
【 参照電極 】 ,
【 三色表色系 】 ,
【 酸性雨 】 ,
【 酸素拡散律速 】 ,
【 サンドエロージョン 】 ,
【 サンドブラスト 】 ,
【 桟橋 】 ,
【 サンプリング 】 ,
【 酸無水物 】 ,
【 散乱,拡散 】 ,
【 散乱日射量 】 ,
【 残留応力 】 ,
【 三量体 】
用語の概要と関連ページ
【酸】( acid )
水溶液中においてプロトン( H+ )を出す物質を指すアレニウス酸 ( Arrhenius acid ) を示す。しかし,アレニウス酸では,一般的な酸塩基反応の説明には不都合であったため,より一般化した酸の定義がブレンステッドとルイスにより示されている。反応する相手に対しプロトンを与える物質を酸と定義するブレンステッド酸 ( Brönsted acid ),電子対を受け取る物質を酸とするルイス塩基 ( Lewis acid ) とがある。
関連ページ : 塗膜の評価:耐酸性 ,
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【酸塩基反応】( acid-base reaction )
酸塩基反応とは,塩を形成する化学反応をいう。
アレニウスの定義による酸と塩基の反応では,水と金属塩を生成する。
ブレンステッド・ローリーの定義による酸と塩基の反応では,金属塩に限定されず,必ずしも水の生成を伴わない反応で,非水溶液での反応も扱える。
関連ページ : 腐食基礎:化学反応式とは , 腐食基礎:腐食反応 , 塗膜の評価:耐アルカリ性 , 塗膜の評価:耐酸性 ,
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【酸解離乗数】( acid dissociation constant )
酸性度定数(acidity constant)とも言われる電離定数で,酸の強さを定量的に表すための指標のひとつ。⇒電離定数
関連ページ : 腐食基礎:参考(腐食反応) ,
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【酸化還元】( oxidation-reduction )
酸化( oxidation )とは,原子が電子を失うことであり,単体のときより電子密度が低くなった状態である。失った電子の数を正 ( + ) の酸化数とする。
還元( reduction )とは,逆に電子を受け取ることで電子密度が高くなった状態である。受け取った電子の数を負 ( - ) の酸化数とする。
関連ページ : 金属概論:電気亜鉛めっき , 腐食基礎:化学反応式とは , 腐食基礎:腐食と電気化学 , 腐食基礎:酸化還元反応とは , 腐食基礎:金属表面の特徴 , 腐食基礎:原子のイオン化 , 腐食基礎:酸化還元電位 , 腐食基礎:電荷保存則と腐食 , 腐食基礎:酸素拡散律速とは , 腐食基礎:腐食の継続について , 鋼の腐食:乾食 , 鋼の腐食:水質の影響 ,
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【酸化還元電位】( redox potential )
水溶液中など酸化還元反応が起きる場(反応系)での電子授受で発生する電極電位を酸化還元電位という。 酸化還元電位は,規定する条件下において,反応にあずかる物質の電子の放出しやすさ,又は受け取りやすさを定量的に評価する尺度となる。
関連ページ : 腐食基礎:腐食とは , 腐食基礎:腐食開始と継続 ,
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【酸化還元反応】( oxidation-reduction reaction )
反応物から生成物が生じる化学反応において,物質間で電子の授受のある反応である。酸化還元反応では,ある物質の酸化過程と他の物質の還元過程が並行して進行する。すなわち,一般にいうところの「酸化反応」と「還元反応」は,対象物質を見る立場で,現象の説明を容易にするために用いる便宜的な用語であり,それらを別個に扱うことはできない。
酸化( oxidation )とは,原子が電子を失うことであり,単体のときより電子密度が低くなった状態である。失った電子の数を正 ( + ) の酸化数とする。
還元( reduction )とは,逆に電子を受け取ることで電子密度が高くなった状態である。受け取った電子の数を負 ( - ) の酸化数とする。
関連ページ : 金属概論:亜鉛めっき鋼の種類 , 腐食基礎:腐食と電気化学 , 腐食基礎:酸化還元反応とは , 腐食基礎:金属表面の特徴 , 腐食基礎:原子のイオン化 , 腐食基礎:酸化還元電位 , 腐食基礎:電荷保存則と腐食 , 腐食基礎:酸素拡散律速とは , 腐食基礎:腐食の継続について , 腐食基礎:腐食反応 , 鋼の腐食:淡水腐食(溶存酸素濃度の影響) , 防食設計:防食法の分類 ,
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【三角座標(土性三角図)】( soil texture triangle )
実際の土壌は,これらの混合物である。混合物の状態を評価するため,このため日本の工学分野では,普遍的に採用されている国際土壌学会法とは別に,日本の実情に即した基準として地盤工学会(旧土質学会)の定めた JGS 0051 「地盤材料の工学的分類方法(日本統一土質分類法)」を用いる場合が多い。なお,日本の農耕地の土壌分類には,農林水産省所管の研究機関が開発した「農耕地土壌分類」が適用されている。
この中で,粒径の多きい礫を除く,砂,シルト,粘土の成分比を三角座標で表した土性三角図で分類(三角座標分類ともいわれる)した名称も一般的に用いられている。例えば,砂 20~50%,シルト 30~50%,粘土 0~20%の土壌は,ローム(loam)と称される。
関連ページ : 鋼の腐食:土壌について ,
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【酸化重合】( oxidation polymerization )
不飽和脂肪酸の二重結合は化学的に反応しやすく,空気中の酸素と徐々に結びつき過酸化物やラジカルを生じる。これらを開始剤として,二重結合間の重合反応が進むことを酸化重合と呼ぶ。分子中に複数の二重結合を持つ不飽和脂肪酸を主成分とする乾性油(drying oil)は,自動酸化されやすく,室温の大気中で容易に高分子化(乾燥)する。自動酸化(autoxidation)とは,酸素,紫外線の存在下で起こる酸化をいう。
関連ページ : 塗料概論:塗料の分類(工程) , 塗料概論:塗料形成要素(展色材) , 塗料各論:塗料分類(形態別分類) , 塗料各論:塗料分類(機能別分類) , 塗料各論:ジンクリッチ系塗料の硬化特性 , 塗料各論:アルキド樹脂塗料 ,
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【酸化第一鉄】( iron(Ⅱ) oxide )
二価鉄のFeO ,ウスタイト(Wüstite),酸化鉄(Ⅱ)ともいう。⇒ 酸化鉄
関連ページ : 鋼の腐食:腐食生成物 ,
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【酸化鉄】( iron oxide )
酸化鉄には,鉄の酸化数と結晶構造により複数存在する。安定,及び準安定の化合物には,二価鉄のFeO (酸化鉄(Ⅱ),ウスタイト,Wüstite ),二価鉄と酸化鉄の Fe3O4 (酸化鉄(II,III),四酸化三鉄,四三酸化鉄,マグネタイト,magnetite ,磁鉄鉱)がある。三価鉄の酸化物には,結晶構造の違う α- Fe2O3 (α酸化鉄(Ⅲ),ヘマタイト,hematite ,赤鉄鉱),β-Fe2O3 (β酸化鉄(Ⅲ)),γ-Fe2O3 (γ酸化鉄(Ⅲ),マグヘマイト,maghemite ,磁赤鉄鉱),ε-Fe2O3 (ε酸化鉄(Ⅲ))などがある。
関連ページ : 腐食基礎:腐食反応と溶存酸素 , 鋼の腐食:乾食 , 鋼の腐食:鋼の腐食生成物 ,
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【酸化反応】( oxidation reaction )
⇒ 酸化還元反応
関連ページ : 腐食基礎:腐食と電気化学 , 腐食基礎:酸化還元反応とは , 防食設計:防食法の分類 , 腐食基礎:腐食反応 , 鋼の腐食:乾食 , 鋼の腐食:湿食 , 鋼の腐食:水質の影響 ,
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【酸化物】( oxide )
酸素と他元素との二元化合物の総称である。酸化物は,酸と作用して塩をつくる塩基性酸化物,塩基と作用して塩をつくる酸性酸化物,酸と塩基のいずれにも作用して塩をつくる両性酸化物に分けられる。
関連ページ : 腐食基礎:腐食の速さとは , 鋼の腐食:乾食 , 鋼の腐食:腐食生成物 ,
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【酸化防止剤】( antioxidant, oxidation inhibitor )
塗料の添加剤として用いられるものは,酸化による塗膜の老化を防ぐために用いる物質。また,貯蔵中に塗料の酸化を防ぎ,若しくは塗装後の乾燥を遅らせる物質をいい,又は酸素が他の酸化しやすい物質と反応するのを防ぐ物質で,その過程で多くはその物質自体は酸化する。【JIS K5500「塗料用語」】
関連ページ : 塗料概論:塗料構成材料 , 塗料概論:塗料副要素(添加剤) ,
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【三刺激値】( tristimulus values )
与えられた三色表色系において,試料の色刺激と等色にするための 3 個の原刺激の量。備考 2種類の CIE (国際照明委員会)表色系では,三刺激値は記号 X,Y,Z 及び X10,Y10,Z10 で表す。【JIS Z8105「色に関する用語」】,【JIS Z8120「光学用語」 】
関連ページ : 塗膜の評価:視覚特性とは , 塗膜の評価:色の目視比較 , 塗膜の評価:測色(色差) ,
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【参照電極】( reference electrode )
照合電極,比較電極ともいい,作用電極又は指示電極と組み合わせて電位を測定又は制御するために基準とする電極。⇒基準電極
関連ページ : 腐食基礎:酸化還元電位 , 防食基礎:陽極防食(排流法) ,
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【三色表色系】( trichromatic system )
適切に選ばれた 3 個の原刺激の加法混色による等色に基づいて,色刺激を三刺激値によって記述する体系。参考 特定の (R), (G), (B) の原刺激を用いた三色表色系を変換して,CIE(国際照明委員会)の XYZ 表色系及び X10,Y10,Z10 表色系が定められている。【JIS Z8105「色に関する用語」】,【JIS Z8120「光学用語」 】
XYZ 表色系とは,CIE 1931 (標準)表色系 (CIE 1931 standard colorimetric system (XYZ) )といい,CIE が 1931年に採択した原刺激 [X], [Y], [Z] 及び CIE 等色関数 x (λ) ,y (λ) ,z (λ) を用いて,任意の分光分布の三刺激値を決定する表色の体系。【JIS Z8105「色に関する用語」】
関連ページ : 塗膜の評価:視覚特性とは , 塗膜の評価:色の目視比較 , 塗膜の評価:測色(色差) ,
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【酸性雨】( acid rain )
化石燃料の燃焼などで発生・排出された硫黄酸化物や窒素酸化物などの汚染物質を取り込んで水素イオン濃度指数(pH) 5.6以下の強い酸性の雨。
なお,汚染されていない大気の雨は,二酸化炭素(CO2)を吸収し,pH 6.5~5.5程度を示すため,日本では,これより酸性度の強い雨を酸性雨と称する。
関連ページ : 鋼の腐食:水質の影響 , 鋼の腐食:酸性雨の現状 , 鋼の腐食:酸性雨の成分由来 , 塗料概論:塗料と環境問題 ,
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【酸素拡散律速】( diffusion-controlled process of oxygen )
水の関与する金属腐食では,酸化反応が起きる場所と還元反応の場所が異なる。例えば,鉄の腐食では,鉄の酸化反応とそれに対応する酸素の還元反応が鉄表面の異なる場所で起きる。
この時,鉄の酸化反応と酸素の還元反応の結果で生じる鉄イオンの生成速度ν[Fe2+]は,反応速度論に従うと,反応物質の活量の積に比例する。すなわち,鉄表面の酸素濃度に比例する。また,鉄の酸化還元の反応速度は,静止する水中での酸素移動速度(拡散速度)より著しく大きいので,鋼表面に到達した酸素は,直ちに還元される。
結果として,鉄イオンの生成速度は,鋼表面に到達する酸素の量,すなわち酸素の拡散束(流束)に依存し,酸化還元反応の速度定数には依存しないことになる。この現象を,一般的には酸素拡散律速の腐食といっている。
関連ページ : 腐食基礎:腐食反応と溶存酸素 , 腐食基礎:腐食の速さとは , 腐食基礎:環境因子と腐食速さ , 腐食基礎:流速の影響 , 腐食基礎:酸素拡散律速とは , 腐食基礎:腐食開始と継続 , 鋼の腐食:乾食 , 鋼の腐食:湿食 , 鋼の腐食:溶存酸素濃度の影響 , 鋼の腐食:溶存酸素の拡散 , 鋼の腐食:流速の影響 , 鋼の腐食:大気腐食の分類 , 鋼の腐食:腐食した鋼の腐食 ,
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【サンドエロージョン】( sand erosion )
一般的には,水や気体などの外力により機械的に起こる磨耗作用を侵食やエロージョンという。一般に,砂などの固体粒子を含む液体の場合をサンドエロージョン,流体が気体の場合をサンドブラストともいい。
関連ページ : 鋼の腐食:海洋腐食の影響要因 ,
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【サンドブラスト】( sand blasting, sand blast )
金属製品に砂などの研削材を吹き付けて表面のさびを除き清浄にする操作。ブラスト処理参照。【JIS K5500「塗料用語」】
圧縮空気又は遠心力などで,砂又は粒状の研削材を品物に吹き付けて行う表面処理。【JIS H 0201「アルミニウム表面処理用語」】
砂を研削材として用いるブラスト処理は,安価であるが,研削材の衝突で研削材が粉砕した量の粉塵を発生するため,採用を控える傾向にある。
関連ページ : 塗装概論:素地調整技術 , 塗装概論:ブラスト処理 ,
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【桟橋】( pier, jetty, wharf )
港湾の係留施設の一つ。
関連ページ : 社会資本:港湾設備 ,
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【サンプリング】( sampling )
統計学用語で,母集団からの標本抽出。検査のために見本を抜き出すこと。アナログ音源をデジタル音源として録音すること。
塗料及びワニス並びにそれらの原料のサンプリングの手作業による方法については,JIS K 5600-1-2「塗料一般試験方法−第1部:通則−第2節:サンプリング」(Testing methods for paints−Part 1 : General rules−Section 2 : Sampling)に規定されている。
関連ページ : 防食基礎:腐食試験・試験片準備 , 塗料評価:試験準備 ,
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【酸無水物】( acid anhydride )
酸無水物には,カルボン酸無水物と無機酸無水物がある。カルボン酸無水物は,一般式 R–CO–O–CO–R' で表される。例えば,エポキシ樹脂の硬化に用いられる酸無水物系硬化剤には,無水フタル酸,テトラおよびヘキサヒドロ無水フタル酸,メチルテトラヒドロ無水フタル酸,無水メチルナジック酸,無水ピロメリット酸,無水ヘット酸,ドデセニル無水コハク酸などが用いられる。
無機酸無水物は,無水硝酸(五酸化二窒素:N2O5),無水炭酸(二酸化炭素:CO2)など酸性を示す2個の水酸基の間から水1分子がとれた形の化合物。
関連ページ : 塗料概論:塗料形成要素(展色材) , 塗料各論:エポキシ樹脂とは , 塗料各論:長油性フタル酸樹脂塗料 ,
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【散乱,拡散】( scattering, diffusion )
光が極めて小さい凹凸のある反射面に入射する場合,又は極めて小さい粒子を含む媒質の中を通過する場合に,光の進行方向が空間的に多くの方向に変わる現象。【JIS Z 8120「光学用語」】
関連ページ : 塗膜の評価:鏡面光沢度 ,
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【散乱日射量】( diffuse solar radiation )
直達日射量以外の観測点に差し込む雲などで散乱された光の日射量。
関連ページ : 塗膜の試験規格:屋外暴露耐候性 ,
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【残留応力】( residual stress )
外力又は熱こう配がない状態で,金属内部に残っている応力。備考:熱処理のときに,材料の内外部で,冷却速度の差による熱応力又は変態応力が生じ,これらが組み合わされて,内部に応力が残留する。また,冷間加工,溶接,鋳造などによっても残留応力を生じる。【JIS G 0201「鉄鋼用語(熱処理)」】
関連ページ : 防食基礎:有機ライニングの要求性能 ,
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【三量体】( trimer )
3分子が縮合して生成した化合物。
関連ページ : 塗料各論:ポリウレタン樹脂塗料(ポリオール硬化形)