腐食概論:腐食の基礎

 技術用語関連のページ探しは
    “キーワード索引”

 関連機関へのリンク,腐食関連書籍は
    “お役立ち情報”

  ☆ “ホーム” ⇒ “腐食防食とは“ ⇒ “腐食の基礎“ ⇒

  【原子のイオン化】

 【腐食は化学反応】の酸化還元反応で,アノード部で金属原子が電子を放出し陽イオンとなる酸化反応が,カソード部では金属原子の酸化で放出された電子を消費する還元反応が起きることを示した。
 さらに,腐食開始時に金属表面の不均一さに起因して別々の場所にアノード部とカソード部が生じ,両者間に電池が形成されることも示した。
 
 カソード部の条件が同様の場合は,アノード部の金属原子から電子を引き出し易い金属ほど“腐食し易い”と考えられる。
 すなわち,腐食し易さは,原子から電子を引き出すときのエネルギーを比較することで評価できる。
 
 原子から電子を引きはがすのに必要なエネルギーについては,定義の異なる次のものがある。
   電子の結合エネルギーに関連するイオン化エネルギー
   物体表面の電子を無限遠まで取り出すための仕事量である仕事関数
   水溶液などの溶媒中での標準酸化還元電位
 
 このシリーズでは,これらの中から”腐食し易さ”の指標となるエネルギーについて,順次考察する。

   ページのトップ