ここでは,化学を理解するうえで必要となる基礎用語,法則類,定義などについて,その概要を紹介するとともに,関連するページとのリンクを構成する。
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タ行 チ で始まる用語を紹介する。
用語一覧 タ行 チ
【 チアミン 】 ,
【 チアミンピロリン酸 】 ,
【 チアミン二リン酸 】 ,
【 遅延蛍光 】 ,
【 遅延剤 】 ,
【 チオエステル 】 ,
【 チオール開裂 】 ,
【 知覚(的)光 】 ,
【 置換基 】 ,
【 置換基効果 】 ,
【 置換反応 】 ,
【 置換命名法 】 ,
【 地球温暖化 】 ,
【 地球温暖化係数 】 ,
【 地球環境問題 】 ,
【 地球サミット 】
【 逐次反応 】 ,
【 チタン 】 ,
【 チタン族元素 】 ,
【 窒化物 】 ,
【 窒素代謝 】 ,
【 チミン( T ) 】 ,
【 チャージソープ 】 ,
【 着色料 】 ,
【 チャップマン純酸素機構 】 ,
【 チャンネル 】 ,
【 中間子 】 ,
【 中間弾性率炭素繊維 】 ,
【 中空陰極ランプ 】 ,
【 中空繊維 】 ,
【 抽出性硫黄 】
【 中性化 】 ,
【 中性子 】 ,
【 中性脂肪 】 ,
【 中性洗剤 】 ,
【 中和滴定 】 ,
【 中和熱 】 ,
【 中和反応 】 ,
【 腸イオン界面活性剤 】 ,
【 超酸化物 】 ,
【 超共役 】 ,
【 超高分子量ポリエチレン 】 ,
【 長周期型周期表 】 ,
【 調整剤 】 ,
【 超電導磁石 】 ,
【 調味料 】 ,
【 超臨界流体クロマトグラフィー( SFC ) 】
【 チョーキング 】 ,
【 直鎖状低密度ポリエチレン 】 ,
【 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 】 ,
【 チョップドストランド 】 ,
【 チョップドストランドマット 】 ,
【 チラコイド 】 ,
【 ちりめん 】 ,
【 ちりめんより糸 】 ,
【 チロキシン 】 ,
【 L-チロシン 】 ,
【 チンダル現象 】 ,
【 沈黙の春 】
用語の概要と関連ページ
【チアミン】( thiamin( e ) )
⇒ビタミンB1
関連ページ : 水溶性ビタミン
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【チアミンピロリン酸】( thiamine pyrophosphate )
⇒TPP
関連ページ : 酵素(はじめに)
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【チアミン二リン酸】( thiamine diphosphate )
生体内でビタミンB1 がリン酸化されたもので,トランスケトラーゼ,ピルビン酸脱水素酵素,α-ケトグルタル酸脱水素酵素などの補酵素となる。⇒ThDP
関連ページ : 水溶性ビタミン 酵素(はじめに)
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【遅延蛍光】( delayed fluorescence )
関連ページ : 無機化学(吸光・発光の原理)
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【遅延剤】( retarder )
化学系の反応速度を減少するために少量使用する物質。触媒及び禁止剤も参照。(JIS K 6900「プラスチック―用語」)
関連ページ : プラスチックの記号と関連用語
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【チオエステル】( thioester )
カルボン酸とチオールのエステル化合物:R−C(=O)S−R'
関連ページ : 置換反応 不飽和ポリエステル樹脂
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【チオール開裂】( thiolysis )
β酸化(脂肪酸の代謝)の 4 段目の反応で,β‐ケトアシル CoA をチオール開裂により,アシル CoA とアセチル CoA を得る反応。
関連ページ : 脂質の異化
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【知覚(的)光】( perceived light )
視覚系に特有な知覚及び感覚の普遍的で本質的な属性。
関連ページ : 無機化学(光の評価)
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【置換基】( substituent group )
化合物の系統や命名の際の部分構造で,母体化合物との対で使用される。すなわち,共通する構造を母体と呼び,相異なる部分を置換基と呼ぶ。
関連ページ : 置換基・特性基・官能基
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【置換基効果】( substituent effect )
ベンゼン環の置換基効果:ベンゼンに置換することで,ベンゼンより活性(反応性を高める)にするか,不活性(安定化する)にするかの置換基の効果をいう。 二置換生成物を与える反応で,一つ目の置換基は,反応性と配向性の違いで,オルト―パラ配向性活性化基,オルト―パラ配向性不活性化基,メタ配向性不活性化基の 3 種類に分類される。
カルボン酸の置換基効果:ハロゲン( X )などの電気陰性度の大きい元素など電気求引性の置換基( –X , =O , ≡N など)を持つことで,負電荷の非局在化でカルボキシラートアニオンが安定化し,酸性度が上昇する。逆に,カルボキシラートアニオンを不安定化するアルキル基などの電子供与性の基などがあると,酸性度が低下する。
関連ページ : カルボン酸の酸性度 フェノール
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【置換反応】( displacement reaction )
有機化学において,官能基が化合物の同一原子上で置き換わる化学反応である。置換反応は,求核置換反応と求電子置換反応(親電子置換反応ともいう)に分けられる。
関連ページ : 化学反応機構による分類 アルコールの反応
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【置換命名法】( substitutive operation )
S 法とも言われ,母体の水素を特性基で置換したIUPACの有機化学命名法
関連ページ : 有機化合物の命名法
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【地球温暖化】( global warmin )
石炭・石油等の化石燃料の燃焼等により,二酸化炭素( CO2 )など温室効果ガスの大気中濃度が上昇し,この結果として地球規模の気温上昇,気候の変動を生じる問題を気候変動(地球温暖化)という。
関連ページ : 環境問題の国際的取り組み 地球温暖化問題
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【地球温暖化係数】( global warming potential )
二酸化炭素を基準に,その気体の大気中における濃度あたりの温室効果の 100 年間の強さを比較して表したもの。
関連ページ : 地球温暖化問題
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【地球環境問題】( global environmental issues )
次の 2 つの条件のいずれか,またはその両方を満たす問題についていう。(1)被害,影響が一国にとどまらず,国境を越え,ひいては地球規模にまで広がる環境問題 ,(2)国際的な取り組み(政府開発援助等)が必要とされる環境問題
関連ページ : 環境問題の国際的取り組み
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【地球サミット】( Earth Summit )
1992 年のブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催された国際連合主催の国連環境開発会議( United Nations Conference on Environment and Development : UNCED )をいう。
関連ページ : 環境問題の国際的取り組み
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【逐次反応】( successive reaction )
連続反応の一種で,連鎖反応以外の反応を逐次反応という。前段階の反応で生じた生成物が次の段階の反応物となるいくつかの反応がつぎつぎに起こり,最終生成物に至る反応である。
関連ページ : 高分子合成反応
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【チタン】( titanium )
チタン( Ti ),周期表第4族,原子番号22の元素
関連ページ : 周期表第 4 族
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【チタン族元素】( titanium group )
周期表第 4 族の 3 元素,チタン( Ti ),ジルコニウム( Zr ),ハフニウム( Hf )の総称である。
関連ページ : 分類:化学的性質
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【窒化物】( nitride )
窒素とそれよりも陽性(電気陰性度の低い)の元素,特に金属との化合物の総称。
関連ページ : 炭化物・窒化物
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【窒素代謝】( nitrogen metabolism )
アミノ酸の異化で起きる最初の反応は,アミノ基の除去である場合が多い。アミノ基の除去とは,アミノ基転移反応による窒素の除去(窒素代謝)をいう。この反応で,窒素はアンモニア( NH3 )として除去され,最終的に尿素( CO(NH2)2 )に変えられ,体外に排泄される。
関連ページ : アミノ酸の代謝
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【チミン( T )】( thymine )
核酸塩基の1つで,ピリミジンの誘導体。5-メチルウラシルともいう。
関連ページ : 核酸とは
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【チャージソープ】( dry cleaning detergent )
ドライクリーニングにおいて,溶剤に添加して抱水性を付与し洗浄効果を高める薬剤。主として油溶性の界面活性剤が用いられる。( JIS K 3211「界面活性剤用語」)
関連ページ : 界面活性剤関連用語
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【着色料】( coloring )
食品の色調を人為的に調整するために用いられる食品添加物。代表的なタール系色素の他に,クロロフィル色素,カラメル色素,カロテノイド,クチナシ色素,コチニール色素などがある。
関連ページ : 食品添加物とは 着色料
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【チャップマン純酸素機構】( )
チャップマン機構,純酸素モデルなどともいわれ,チャップマンが提唱した成層圏でのオゾン生成機構。
関連ページ : オゾン層破壊問題
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【チャンネル】( channel )
無機イオンの輸送体(膜酵素)。
関連ページ : 酵素(はじめに)
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【中間子】( meson )
陽子と中性子が接近すると,互いに持つ中間子を交換することで,非常に強い力(核力:静電的斥力の10倍以上)が発生し,核が安定する。
関連ページ : 原子核の構造
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【中間弾性率炭素繊維】( intermediate modulus carbon fibre )
引張弾性率が 280 ~ 350 GPa で引張強さが 5000 MPa 以上の炭素繊維( JIS K7010 「繊維強化プラスチック用語」)。
関連ページ : FRP 関連用語
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【中空陰極ランプ】( hollow cathode lamp )
ホロカソードランプともいい,低圧の希ガスを封入し,内径10mm程度の中空2重管の電極で構成され,電極間に高電圧をかけることで発生するグロー放電で発光する光源
関連ページ : 原子吸光法
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【中空繊維】( macaroni fiber , hollow fiber )
内部に空洞のある繊維( JIS L 0204 「繊維用語」)。
関連ページ : 繊維関連用語
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【抽出性硫黄】( extractable sulfur )
規定の条件下で,規定の溶剤を用いて抽出できる,ゴム配合物中又は加硫物中の硫黄( JIS K 6200「ゴム‐用語」)。
関連ページ : ゴム関連用語
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【中性化】( carbonation )
硬化したコンクリートが空気中の二酸化炭素の作用を受けて次第にアルカリ性を失っていく現象
関連ページ : コンクリートの種類と劣化
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【中性子】( neutron )
電荷をもたず,近似的に 1.674 93×10-27 kg の静止質量をもつ粒子。
関連ページ : 放射性壊変とは
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【中性脂肪】( neutral fat , neutral lipid )
脂肪酸のグリセリンエステル⇒油脂
関連ページ : 脂質とは
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【中性洗剤】( neutral detergent , mild detergent )
標準使用濃度で水素イオン濃度(pH値)が 6.0 以上 8.0 以下を示す中性の合成洗剤( JIS K 3211「界面活性剤用語」)。
関連ページ : 洗剤(界面活性剤)とは 界面活性剤関連用語
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【中和滴定】( neutralization titration )
酸とアルカリとの中和反応による滴定方法( JIS K 0211「分析化学用語(基礎部門)」)。
関連ページ : 酸塩基滴定(中和滴定) 中和滴定の実例
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【中和熱】( heat of neutralization )
酸と塩基とが中和する時に発生する熱量。
希薄水溶液中での強酸と強アルカリとの中和熱はそれらの種類にかかわらず一定で,水素イオン 1 mol と水酸化物イオン 1 mol から水 1 mol生成する時の反応熱( 56.5 kJ / mol ;25 ℃)に等しい。標準状態( 25 ℃),無限希釈状態における中和熱を標準中和熱と呼び,そのエンタルピー変化(⊿nH0 )を用いる。
関連ページ : 反応熱とは
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【中和反応】( neutralization )
酸と塩基から塩を形成する化学反応で,酸・塩基反応ともいう。
関連ページ : 熱化学方程式の活用 用途による分類
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【腸イオン界面活性剤】( cationic surface active agent )
⇒カチオン界面活性剤
関連ページ : 界面活性剤関連用語
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【超酸化物】( hyperoxide )
NaO2 など(O2-イオン)を有する化合物を超酸化物(hyperoxide)という。
関連ページ : 酸化物
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【超共役】( hyperconjugation )
超共役とは,2 つのπ結合の相互作用による共役の概念をσ結合とπ結合の間に拡張した概念である。
関連ページ : ジエンの特徴
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【超高分子量ポリエチレン】( ultra high molecular weight-polyet )
分子量を 150 万以上に高めた低密度( 930 kg /m3 程度)のポリエチレン。耐熱温度が 150 ℃を超えるスーパーエンジニアリング・プラスチックに分類される。 広い温度範囲で,ポリカーボネートを上回る耐衝撃性,ふっ素樹脂より良好な耐摩耗性,自己潤滑性を持ち,機械・機構部品,スケートリンク,義肢用材料などに用いられる。
関連ページ : プラスチックとは ビニル樹脂(ポリエチレンなど) 熱可塑性・エンプラなど
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【長周期型周期表】( long-periodic table )
長周期型は,国際純正・応用化学連合 ( IUPAC ) が推奨する もので,現在の日本高校教育で採用している。米国では,今でも短周期型が一般的である。過去に日本高校教育で短周期型を採用していたため,日本の科学論文等では,短周期型と長周期型が混在している。⇒周期表
関連ページ : 周期表
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【調整剤】( regulator )
重合の間に相対分子質量を調節するために少量使用する物質。(JIS K 6900「プラスチック―用語」)
関連ページ : プラスチックの記号と関連用語
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【超電導磁石】( superconducting magnet )
SC magnet ともいい,電気抵抗がなく発熱の問題もない超伝導体を用いた電磁石。核磁気共鳴分光法(NMR),核磁気共鳴画像法 (MRI) ,磁気浮上式鉄道(リニアモーターカー)などで利用されている。
関連ページ : 核磁気共鳴分光装置
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【調味料】( seasoning , condiment , flavor enhancer )
味噌,しょう油,塩,かつお節など食品扱いの調味料もの,一般的には“旨み調味料”などとも呼ばれ,旧来より出汁(だし)として扱われた昆布やかつお節に含まれる旨味成分を抽出したものや化学合成した添加剤としての調味料,添加物としてアミノ酸系,核酸系,有機酸系,無機塩系の 4 種の調味料に分けられる。
関連ページ : 調味料
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【超臨界流体クロマトグラフィー( SFC )】( supercritical fluid chromatography )
移動相に超臨界流体を用いるクロマトグラフィー
関連ページ : イオンクロマトグラフィー
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【チョーキング】( chalking )
表面劣化の結果,ゴム表面の粉状残さの生成( JIS K 6200「ゴム‐用語」)。
関連ページ : ゴム関連用語
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【直鎖状低密度ポリエチレン】( Linear Low density Polyethylene )
分岐の少ない低密度( 940 kg /m3 未満)のポリエチレン。耐熱性に劣るが柔軟性があり透明なフィルムとして,業務用フィルム,食品用など包装用フィルム全般に用いられる。
関連ページ : ビニル樹脂(ポリエチレンなど)
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【直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム】( linear alkylbenzene sulfonete )
直鎖アルキルベンゼン系の陰イオン系界面活性剤(アニオン界面活性剤) 。
分子式 C18H29SO3Na の ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(sodium dodecylbenzenesulfonate)を指すことが多く,一般にはLAS(ラス)とも呼ばれ,合成洗剤,農薬の乳化剤,繊維の染色加工時の分散剤などに用いられる。洗濯用,住居用などの家庭用洗浄剤,化粧品などで現在も広く使用されている。
関連ページ : 洗剤(界面活性剤)とは 陰イオン(アニオン)界面活性剤
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【チョップドストランド】( )
繊維強化プラスチック用途のガラス繊維の加工法で,ロービングやストランドを所定の長さに切断したもので,自動車,電気・電子機器,住設機器などの広い分野で,熱可塑性強化プラスチック( FRTP )や BMC法の強化材として用いられる。
関連ページ : FRP とは
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【チョップドストランドマット】( )
繊維強化プラスチック用途のガラス繊維の加工法で,ストランドを約 50 mm にカットし,ランダムに分散させ,結合剤(ポリエステルなど)を用いてシート状に成型した不織布である。一般的には,漁船などの舟艇,浄化槽,積層板などの用途のハンドレイアップ成形に適した基材として広く使われている。
関連ページ : FRP とは
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【チラコイド】( Thylakoid )
光化学反応が起きる場所で,チラコイド膜に光合成色素( photosynthetic dye ),ATP 合成酵素などのたんぱく質複合体が直接埋め込まれている。
関連ページ : 糖の光合成
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【ちりめん】( crepe )
たて糸に生糸,よこ糸に強ねんの生糸を使用し,精練によってしぼを現した織物,又はこれに類似の織物( JIS L0206 「繊維用語(織物部門)」)。
関連ページ : 繊維関連用語
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【ちりめんより糸】( crepe twist yarn )
フィラメント糸を 1 本または数本合わせて,きわめて強い片よりをかけた糸( JIS L0205「繊維用語(糸部門)」)。
関連ページ : 繊維関連用語
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【チロキシン】( thyroxin )
⇒甲状腺ホルモンのサイロキシン
関連ページ : 主な内分泌器官
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【L-チロシン】( L-tyrosine )
芳香族基を持つαアミノ酸(芳香族アミノ酸)。食品添加物(調味料)では,L-チロジン,チロシンともいわれ,動物性若しくは植物性タンパク質の加水分解により,又は糖類を原料とした発酵により得られたものを分離して得たものを指す。
関連ページ : ヒドロキシ酸・アミノ酸 調味料 アミノ酸の構造
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【チンダル現象】( Tyndall effect )
チンダル現象とは,イギリスの物理学者ジョン・ティンダル( 1820 ~ 1893年)が発見したコロイド溶液の側面から強い光(光束)を当てると,粒子で光が散乱(ミー散乱)し,光路を観察できる現象である。
関連ページ : コロイド溶液の特徴
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【沈黙の春】( Silent Spring )
米国の生物学者レイチェル・カーソンの出版した本で,環境に与える農薬などの化学物質の影響(海洋汚染)を訴え,環境問題・環境保護運動の原点となる本と評価されている。
関連ページ : 環境問題の国際的取り組み
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