化学関連用語解説 (索引)

 ここでは,化学を理解するうえで必要となる基礎用語,法則類,定義などについて,その概要を紹介するとともに,関連するページとのリンクを構成する。
 
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 カ行 カの用語を  ( カア - カキ ),  ( カク - カチ ) ,  ( カツ - カリ ) ,  ( カル - カン ) に分けて紹介する。

 用語一覧  カ行  カア - カキ

加圧バッグ成形 】  , 【 ガードカラム 】  , 【 カーボネート基 】  , 【 カーボンブラック 】  , 【 開環重合 】  , 【 介在型化合物 】  , 【 開始剤 】  , 【 χ二乗検定 】  , 【 改質ガソリン 】  , 【 解重合 】  , 【 回折 】  , 【 回折格子 】  , 【 外装材 】  , 【 回転異性体 】  , 【 回転成形 】  , 【 回転成形 】  , 【 解糖系 】  , 【 外分泌 】  , 【 壊変定数
 
界面活性 】  , 【 界面活性剤 】  , 【 界面現象 】  , 【 界面自由エネルギー 】  , 【 界面重縮合 】  , 【 界面張力 】  , 【 海洋汚染 】  , 【 開裂反応 】  , 【 ガウスの法則 】  , 【 化学イオン化法( CI ) 】  , 【 化学気相蒸着法 】  , 【 化学結合 】  , 【 化学シフト(NMR) 】  , 【 化学種 】  , 【 化学繊維 】  , 【 化学的酸素要求量 】  , 【 化学反応形粘着剤
 
化学反応式 】  , 【 化学物質審査規制法 】  , 【 化学物質の環境リスクの管理 】  , 【 化学分析 】  , 【 化学平衡 】  , 【 化学ポテンシャル 】  , 【 化学量論係数 】  , 【 化管法/PRTR法 】  , 【 可逆反応 】  , 【 架橋 】  , 【 架橋剤 】  , 【 架橋指数 】  , 【 架橋助剤 】  , 【 架橋ポリエチレン 】  , 【 架橋密度

 用語の概要と関連ページ


 【加圧バッグ成形】( pressure bag moulding )
 雄型の代わりにゴムのような弾性体の袋に空気圧又は液圧を加えて成形する方法( JIS K7010 「繊維強化プラスチック用語」)。真空バッグ法より高い圧力で加圧する方法。
 関連ページ : FRP 成形法   FRP 関連用語   
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 【ガードカラム】( guard column )
 分離カラムを劣化などから守るカラム。試料又は移動相に含まれる夾(きょう)雑物・不純物による分離カラムの汚染,劣化などを防ぐ目的で,分離カラムの上流(通常,インジェクターと分離カラムとの間)に接続する。
 関連ページ : ガスクロマトグラフィー   
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 【カーボネート基】( carbonate group )
  ( –O–(C=O)–O– )
 関連ページ : 熱可塑性・エンプラなど   
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 【カーボンブラック】( carbon black )
 炭化水素の不完全燃焼又は熱分解によって得られる,ほぼ 95 %以上の炭素からなる物質で,かつ,コロイド大のほぼ球状の粒子の形をなしており,更に集合して粒子集合体となっている数百ナノメートル以下の物質( JIS K 6200「ゴム‐用語」)。製法により,サーマルカーボンブラック( thermal carbon black ),ファーネスカーボンブラック( furnace carbon black ),オイルファーネスカーボンブラック( oil-furnace carbon black ),などと呼ばれる。
 関連ページ : ゴム関連用語   
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 【開環重合】( ring-opening polymerization )
 環状化合物の環構造を解き,環の解かれた化合物の端同士が結合することで重合体(ポリマー)とする反応。
 関連ページ : 高分子合成反応   
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 【介在型化合物】( )
 → 侵入型固溶体
 関連ページ : 水素及び水素化合物   
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 【開始剤】( initiator )
 分子を合成する重合反応を開始させるために加えられる化合物,ポリエーテルポリオールを得るための化合物では,エチレングリコール,プロピレングリコール,グリセリン,トリエタノールアミン,ペンタエリトリトール,エチレンジアミンなどが用いられる。
 関連ページ : ポリウレタン樹脂   
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 【χ二乗検定】( Chi-squared test )
 データが意味あるものなのかを確認する統計的仮説検定に用いられる
 関連ページ : 検量線を用いた定量   
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 【改質ガソリン】( reformated gasoline )
 略号 RFG ,重質ナフサを接触改質装置などで改質し,芳香族成分に富み,オクタン価が高く,硫黄分含有量が少ないガソリン基材。
 関連ページ : 石油製品と燃焼   
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 【解重合】( depolymerization )
 重合体の単量体又は相対分子質量の低い重合体への復帰(JIS K 6900「プラスチック―用語」)。重合体から,単量体又は比較的低分子量の重合体に分解する反応( JIS K 6200「ゴム‐用語」)。
 関連ページ : プラスチックの記号と関連用語   ゴム関連用語   
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 【回折】( diffraction )
 媒体を伝わる波が,障害物があると,その背後に回り込む現象
 関連ページ : X線回折   
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 【回折格子】( diffraction grating )
 格子状のパターンによる回折を利用して干渉縞を作るために使用される光学素子の総称である。格子パターンは,直線状の凹凸がμm サイズの周期で平行に並ぶ構造の物が多い。材質,凹凸の厚みや凹凸の周期などは,用途や使用する波長域で異なる。
 関連ページ : レーザ   赤外分光分析装置   
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 【外装材】( )
 建物の外部回りに使う材料で,外壁,屋根などに種々の材料が用いられる。
 関連ページ : 建築材料   
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 【回転異性体】( rotamer )
 ⇒配座異性体
 関連ページ : ジオステレオマー(幾何異性体)   
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 【回転成形】( rotational moulding )
 乾燥した可融性の微粉砕粉末が金型の壁面に向かって分布され,かつ,溶融する回転注型に類似の工程( JIS K7010 「繊維強化プラスチック用語」)。
 関連ページ : FRP 成形法   
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 【回転成形】( rotational moulding )
 乾燥した可融性の微粉砕粉末が金型の壁面に向かって分布され,かつ,溶融する回転注型に類似の工程( JIS K7010 「繊維強化プラスチック用語」)。
 関連ページ : FRP 関連用語   
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 【解糖系】( glycolysis )
 細胞質基質で行われる酸素を使わない糖の酸化過程。すなわち,グルコースの異化(分解)反応で,最終的にピルビン酸( CH3COCOOH )を得る代謝過程である。この過程は,殆どの生物に共通し,エムデン-マイヤーホーフ経路( Embden-Meyerhof 経路)とも呼ばれる。
 関連ページ : 環状構造の単糖   糖の代謝   ATP 生成とクエン酸回路    
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 【外分泌】( exocrine secretion )
 分泌腺から体の表面や消化管などへ分泌される汗,皮脂,乳,唾液,胃液,胆汁など。
 関連ページ : ホルモンとは   
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 【壊変定数】( decay constant )
 放射性核種において,その 1 個の原子核が単位時間当たりに放射性壊変を起こす確率で,崩壊定数ともいう。
 関連ページ : 放射性壊変とは   
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 【界面活性】( surface activity )
 界面に吸着が起こって界面張力を低下させるなど界面の性質を著しく変える性質( JIS K 3211「界面活性剤用語」)。
 関連ページ : 界面活性剤関連用語   
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 【界面活性剤】( surface active agent ,surfactant )
 分子中に適当な親水基と親油基をもち,液体に溶けて低濃度で界面活性を示す物質( JIS K 3211「界面活性剤用語」)。具体的には,分子中に親水性と疎水性の官能基を持ち,水溶液中でミセル,ベシクル,ラメラ構造を形成することで,極性物質と非極性物質を均一に分散させる働きや,溶液の表面張力を弱める作用を持つ物質。
 関連ページ : 界面活性剤とは   界面活性剤の種類と用途とは   生活の中の有機材料   洗剤(界面活性剤)とは    界面活性剤関連用語   
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 【界面現象】( surface phenomenon , interfacial phenomenon )
 表面や界面の性質が顕著に現れるために起こる現象。毛管現象,ぬれ,起泡などがその代表的な例である。( JIS K 3211「界面活性剤用語」)
 関連ページ : 界面活性剤関連用語   
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 【界面自由エネルギー】( surface free energy )
 液体や固体の界面が内部に比べ過剰にもっている自由エネルギー( JIS K 3211「界面活性剤用語」)。
 関連ページ : 界面活性剤関連用語   
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 【界面重縮合】( interfacial polycondensation )
 有機溶媒/水系など,互いに混ざり合わない 2 つの溶媒の界面で進行させる重縮合反応。
 関連ページ : 熱可塑性・エンプラなど   
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 【界面張力】( interfacial tension )
 単位面積当たりの界面自由エネルギー( JIS K 3211「界面活性剤用語」)。
 関連ページ : 界面活性剤関連用語   
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 【海洋汚染】( marine pollution )
 海域や海水が人間の活動によって排出された物質(廃棄物)で汚染されること。
 関連ページ : 環境問題の国際的取り組み   
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 【開裂反応】( cleavage )
 アルケンの開裂反応とは,二重結合が完全に切断されて,アルケン分子が分子量の小さい 2 つの分子になること。
 関連ページ : アルケンの特徴   
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 【ガウスの法則】( Gauss' law )
 電荷と電場の関係をあらわす方程式,電磁場のモデルであるマクスウェル方程式の1つである。
 関連ページ : 電気特性の測定原理   
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 【化学イオン化法( CI )】( chemical ionization )
 メタンなどを予め電子イオン化法でイオン化し,これと気体試料の衝突で,ガス分子の間での電荷交換反応によりイオン化する。
 関連ページ : 質量分析   
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 【化学気相蒸着法】( chemical vapor phase deposition )
 CVD法ともいい,各種物質の薄膜を製造するための蒸着法のひとつ,例えば,反応管内で加熱した基板表面と原料ガスとの気相反応により薄膜を形成する方法。
 関連ページ : 光ファイバ   
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 【化学結合】( chemical bond )
 分子や化合物の中で原子同士を結び付けている力である。原子同士を結び付ける力は,原子の周りの電子の挙動で決まる。
 分子内結合には,共有結合,配位結合がある。
 集団を形成する結合には,イオン結合,金属結合,水素結合(分子間力),ファンデルワールス結合(分子間力)がある。
 関連ページ : 化学結合とは   
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 【化学シフト(NMR)】( chemical shift )
 核磁気共鳴において,原子核周りの電子状態や原子間の結合状態の違いにより,共鳴周波数がわずかに変化する現象である。核磁気共鳴法の測定結果を用いて,原子核周囲の電子の遮蔽効果による共鳴周波数の微小な変化を解析し,原子周辺の状態など化学構造に関する情報を得ることができる。
 関連ページ : 核磁気共鳴分光装置   核磁気共鳴分光分析法   
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 【化学種】( chemical species )
 物質を構成している元素,又は化合物の集合体をいう。
 関連ページ : 分析化学とは   有機化合物の分析   
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 【化学繊維】( chemical fiber , man-made fiber )
 繊維質の形で自然界に生成する材料とは全く異なる製造過程で得られる繊維をいう( JIS L 0204 「繊維用語」)。人造繊維( man-made fiber )と呼ばれることもある。
 関連ページ : 繊維とは   
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 【化学的酸素要求量】( chemical oxygen demand )
 水中の被酸化性物質を酸化するために必要とする酸化剤の量から導かれる酸素量で示したもので,水質の指標の一つで,COD ,酸素消費量とも呼ばれる。
 関連ページ : 酸化剤還元滴定   
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 【化学反応形粘着剤】( chemical reaction pressure sensitive adhesive )
 塗工後化学反応により高分子化して,適切な粘弾性をもち,粘着剤化するもの。例えばアクリル系オリゴマーを重合して作られる。( JIS Z0109「粘着テープ・粘着シート用語」)
 関連ページ : その他高分子材料   
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 【化学反応式】( chemical equation )
 化学反応式では,反応形式が,不可逆反応( irreversible reaction )か,可逆反応( reversible reaction )かを明示するため表示方法が異なる。
 関連ページ : 化学反応とは   
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 【化学物質審査規制法】( Chemical Substances Control Law )
 1973 年(昭和 48 年)制定の「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」(Law Concerning the Examination and Regulation of Manufacture, etc. of Chemical Substances)の略称で,さらに略して化審法(CSCL:Chemical Substance Control Law)とも呼ばれる。
 この法律は,“人の健康を損なうおそれ又は動植物の生息若しくは生育に支障を及ぼすおそれがある化学物質による環境の汚染を防止するため、新規の化学物質の製造又は輸入に際し事前にその化学物質の性状に関して審査する制度を設けるとと もに、その有する性状等に応じ、化学物質の製造、輸入、使用等について必要な規制を行うことを目的とする。”(第一章第一条)
 関連ページ : 日本の環境問題   
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 【化学物質の環境リスクの管理】( )
 関連ページ : 環境問題の国際的取り組み   
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 【化学分析】( chemical analysis )
 化学分析とは,物質の化学種( chemical species )を明らかにするための,又はそれを定量するための操作及び技術をいい,物質を分析する理論や技術を研究する学問分野を分析化学( analitical chemistry )という。
 関連ページ : 生活と無機化学   分析化学とは   有機化合物の分析   
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 【化学平衡】( chemical equilibrium )
 可逆反応において正反応の進行速度と逆反応の進行速度とが釣り合って,見かけ上反応が停止した状態。
 関連ページ : 化学平衡とは   
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 【化学ポテンシャル】( chemical potential )
 ギブズにより導入された浸透圧や化学反応のようなマクロな物質量の移動が伴う現象で重要な示強性状態量の一つである。混合物中に存在する一つの成分 1 モル当たり,又は 1 分子当たりの定温・定圧下での自由エネルギーを指す。
 関連ページ : 自由エネルギー変化 ,  
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 【化学量論係数】( non-stoichiometric coefficient )
 化学反応式は,反応物を A ,B ,C ・・・生成物を A’ ,B’ ,C’ ・・・とすると,
      αA +βB +γC +・・・ → α’A’ +β’B’ +γ’C’ +・・・
と記述される。
 α,β,γ,α’ ,β’ ,γ’は,化学量論係数( non-stoichiometric coefficient )又は量論係数と呼ばれるものである。
 関連ページ : 化学反応の速度とは   
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 【化管法/PRTR法】( PRTR Law )
 事業者による化学物質の自主的な管理の改善を促進し,環境汚染を防止することを目的として 1999 年(平成 11 年)制定の「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」(Act on confirmation, etc. of Release Amounts of Specific Chemical Substances in the Environment and Promotion of Improvements to the Management Thereof)で,略して化管法,PRTR 法(Pollutant Release and Transfer Register Law; PRTR Law)とも呼ばれる。
 関連ページ : 日本の環境問題   
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 【可逆反応】( reversible reaction )
 可逆反応とは,反応物から生成物への反応(正反応)と生成物から反応物への反応(逆反応)が同時に起こる反応である。この系は,最終的に一定量の反応物と生成物を含む平衡状態に落ち着く。
 関連ページ : 化学反応とは   化学平衡とは   
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 【架橋】( crosslinking )
 分子内で二つの原子間を炭素鎖やヘテロ原子で橋を架けたように結合させることで,橋架けともいう
 関連ページ : プラスチックとは   プラスチックの記号と関連用語   不飽和ポリエステル樹脂   ゴム(エラストマー)とは   
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 【架橋剤】( crosslinking agent )
 重合体の主鎖間に分子間共有結合又はイオン結合を促進し又は調節する物質。(注) 架橋は放射線によってもまた生成される。(JIS K 6900「プラスチック―用語」)
 関連ページ : プラスチックの記号と関連用語   熱硬化性プラスチックとは   
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 【架橋指数】( crosslinking index )
 数平均重合度(数平均分子量) Pn の線状高分子間に架橋が起こったとき,架橋前の1分子当たりの架橋点の数を架橋指数という。
 関連ページ : プラスチックとは   
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 【架橋助剤】( coagent )
 非硫黄加硫系において,低濃度で架橋効率を増加させ,特性を変化させるのに用いる配合剤( JIS K 6200「ゴム‐用語」)。
 関連ページ : ゴム関連用語   
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 【架橋ポリエチレン】( cross-linked polyethylene )
 熱可塑性のポリエチレンに電子線やγ線の照射,ポリエチレン有機シラン化合物の混合,ポリエチレンと有機過酸化物の混合物などを用いて分子間を橋架けすることで,網状の分子構造にした熱硬化性プラスチックである。CVケーブルの絶縁被覆や水道管として用いられている。
 関連ページ : ビニル樹脂(ポリエチレンなど)   
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 【架橋密度】( crosslinking density )
 高分子の中の架橋点(架橋を起こした構造単位: crosslinking point )の数の全体の構造単位に対する割合である。ゴム関連の分野では,加硫ゴムの単位体積又は単位質量当たりの架橋の数( JIS K 6200「ゴム‐用語」)をいう。
 関連ページ : プラスチックとは   ゴム(エラストマー)とは   ゴム関連用語   
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