ここでは,化学を理解するうえで必要となる基礎用語,法則類,定義などについて,その概要を紹介するとともに,関連するページとのリンクを構成する。
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用語の概要と関連ページ
【無煙炭】( anthracite )
最も炭化度の進んだ石炭で,炭素含有量90%以上。
関連ページ : 石炭と燃焼
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【無機塩系調味料】( cytidylic acid )
塩化カリウム,リン酸三カリウム,リン酸水素二カリウムなど食品衛生法施行規則 別表第一 指定添加物リストに記載される 8 物質,既存添加物名簿に記載される 2 物質(塩水湖水低塩化ナトリウム液,粗製海水塩化カリウム),及び一般飲食物添加物 1 物質を調味料として使用する場合は,「調味料(無機塩)」と表示しなけらばならない。
関連ページ : 調味料
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【無機化学】( inorganic chemistry )
化学の一分野,すべての元素及び単体・無機化合物について研究する学問。
関連ページ : 無機化学(はじめに)
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【無機化合物】( inorganic compounds )
有機化合物以外の化合物の総称。炭素の酸化物や炭酸塩は無機化合物に含める。
関連ページ : 無機化学(はじめに)
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【無機高分子】( inorganic polymer )
主鎖に炭素原子をもたない重合体。 注−例:ポリジクロロフォスファゼン,ポリジメチルシロキサン。無機高分子には有機基側鎖が存在しているものもあるが,この場合にはその重合体はときには“半有機の”と呼ばれている( JIS K 6900「プラスチック―用語」)。
出所により二酸化ケイ素(水晶や石英),雲母,長石,石綿など鉱物として産出される天然高分子とガラスや合成ルビーなど人為的に得られる合成高分子に分けられる。
関連ページ : ゴム(エラストマー)とは 生活の中の有機材料
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【無機酸,塩基】( mineral acid , base )
無機化合物の化学反応で得られる酸,塩基で,一般的に認識されている酸・塩基の多くが無機化合物である。
関連ページ : 酸・塩基の分類
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【無機繊維】( inorganic fibre )
無機物から成る繊維の総称( JIS L 0204 「繊維用語」)。無機物質を主成分とした繊維( JIS K7010 「繊維強化プラスチック用語」)。
ガラス繊維,炭素繊維,アルミナ繊維,炭化けい素繊維,岩石繊維,金属繊維などがある。アルミナ繊維や炭化ケイ素繊維などは総称してセラミック繊維ともいわれる。
関連ページ : FRP 関連用語 繊維とは
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【無筋コンクリート構造】( Plain Concrete )
ダムなどの引張り力を必要としない構造物などに使われる鉄筋を用いないコンクリート構造物。
関連ページ : 建築・土木材料について
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【無彩色】( achromatic colour )
色相をもたない知覚色。白,灰,及び黒の色名が普通に用いられ,透過物体には,無色及び中性が用いられる。
関連ページ : 無機化学(物体色の評価)
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【無触媒還元法】( selective non-catalytic reduction process (SNCR) )
ボイラの排煙脱硝装置の一種で,触媒を用いないで,高温度域で排ガス中の窒素酸化物( NOx )をアンモニアなどの還元剤によって,窒素と水蒸気とに分解する方法。
関連ページ : ボイラ事故と排煙処理
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【娘核種】( daughter nuclide )
読み:むすめかくしゅ。放射性崩壊することで新しく生成された核種。例えば,放射性核種Aが崩壊して核種Bに変換した時,Bを娘核種,Aを親核種という。
関連ページ : 放射性壊変とは
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【娘鎖】( daughter strand , daughter chain )
読み:むすめさ。DNA複製で新しく合成された一本鎖DNA。⇒DNA複製
関連ページ : DNA , RNAとは
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【娘細胞】( daughter cell )
読み:むすめさいぼう,じょうさいぼう。細胞分裂で生じた新しい 2 個の細胞。分裂前の細胞を母細胞 (ぼさいぼう) とよぶ。
関連ページ : DNA , RNAとは
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【無電解めっき(化学めっき)】( electroless (chemical plating ) )
外部からの電気を用いないで,化学反応を利用して,金属塩溶液中の対象物の表面に金属を析出させる方法。無電解めっきは,手法の違いで,置換めっきと化学還元めっきに分けられる。
関連ページ : めっき
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【無毒性量】( no observed adverse effect level )
食品添加物などに関し,実験動物等を用いて毒性試験を行い,有害な影響が観察されなかった最大の投与量。
関連ページ : 食品添加物とは
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