化学関連用語解説 (索引)

 ここでは,化学を理解するうえで必要となる基礎用語,法則類,定義などについて,その概要を紹介するとともに,関連するページとのリンクを構成する。
 
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 ア行 エの用語を  ( エア - エト ),  ( エナ - エン )に分けて紹介する。
 

 用語一覧  ア行 エア - エト

エイコサン 】  , 【 栄養強化剤 】  , 【 エーテル結合 】  , 【 エーライト 】  , 【 液化石油ガス 】  , 【 エキソヌクレアーゼ 】  , 【 エキソペプチダーゼ 】  , 【 液体クロマトグラフ質量分析( LC/MS ) 】  , 【 液体洗剤 】  , 【 液体窒素 】  , 【 エクリプス配座 】  , 【 エコセメント 】  , 【 エシェル形分光器 】  , 【 エステル 】  , 【 エステル鹸化法 】  , 【 エステル交換法
 
エタノール 】  , 【 エタン 】  , 【 エタン酸 】  , 【 エタンジオール 】  , 【 エタン二酸 】  , 【 エチル基 】  , 【 エチレン/テトラフルオロエチレン共重合体 】  , 【 エチレン・プロピレン・ジエンゴム 】  , 【 エチレン・プロピレンゴム 】  , 【 エチレンオキシド 】  , 【 エチレン基 】  , 【 エチレングリコール 】  , 【 エチレン系炭化水素 】  , 【 エチレンジアミン 】  , 【 エチレンプラント 】  , 【 エチン 】  , 【 X線回折法 】  , 【 エテン 】  , 【 エトキシル化

 用語の概要と関連ページ


 【エイコサン】( icosane )
 炭素数 20 のアルカン(飽和炭化水素)。
 関連ページ : 脂肪族炭化水素   
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 【栄養強化剤】( )
 栄養成分の強化のために使用される添加物で,ビタミン類,ミネラル類,アミノ酸類に大別され,栄養強化目的のみで使用した場合には食品の添加物表示が免除される。ビタミン類として指定添加物リストに 30 品目,ミネラル類として指定添加物リストに 30 品目,アミノ酸類として指定添加物リストに 21 品目記載されている。
 関連ページ : 食品添加物とは   栄養強化剤,製造用剤,ガムベース   ビタミンとは   
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 【エーテル結合】( ether bond )
 一般式 R−O−R' で表される化合物(エーテル)に含まれる −O− の部分
 関連ページ : 置換基・特性基・官能基   
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 【エーライト】( alite )
 けい酸三カルシウム( 3CaO・SiO2 : 記号 C3S ),セメントクリンカ構成化合物の一つ。
 関連ページ : セメントの化学   
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 【液化石油ガス】( liquefied petroleum gas )
 プロパン,プロピレン,ブタン及びブテン(ブチレン)を主成分とする。製品として出荷する場合の高圧下で液化した石油ガス
 関連ページ : 石油製品とは   石油製品と燃焼   プラスチックとは   熱可塑性・エンプラなど   
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 【エキソヌクレアーゼ】( exonuclease )
 核酸の 5'端,又は 3'端から削るように切断するヌクレアーゼ(核酸分解酵素)。
 関連ページ : ヌクレオチドの代謝   
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 【エキソペプチダーゼ】( exopeptidase )
 ペプチド鎖を末端から作用して切るペプチターセをいう。⇒ペプチターゼ
 関連ページ : たんぱく質の代謝   
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 【液体クロマトグラフ質量分析( LC/MS )】( Liquid chromatography / mass spectrometry )
 移動相に液体を用いるクロマトグラフィー,固定相にイオン交換体を用いた場合には,イオンクロマトグラフィーと呼ばれる。
 関連ページ : 質量分析   イオンクロマトグラフィー   有機化合物の分析   
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 【液体洗剤】( liquid detergent )
 製品形態が液体の洗浄剤。狭義には,粉体の衣料用洗剤に対比して,液体の衣料用洗剤をいうことがある。( JIS K 3211「界面活性剤用語」)
 関連ページ : 洗剤(界面活性剤)とは    
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 【液体窒素】( liquid nitrogen )
 関連ページ : 炭化物・窒化物   
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 【エクリプス配座】( )
 ⇒配座異性体
 関連ページ : ジオステレオマー(幾何異性体)   
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 【エコセメント】( )
 都市ごみ焼却灰,下水汚泥を主原料とするセメントで,通常のセメントに近いものが開発されている。鉄筋を使わないコンクリート分野での利用例がある。
 関連ページ : セメントの化学   
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 【エシェル形分光器】( )
 → 分光器
 関連ページ : 発光分光分析   
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 【エステル】( ester )
 有機酸やオキソ酸とヒドロキシ基を含む化合物(アルコールやフェノール)との縮合反応で得られる一般式 –COO− の官能基。
 関連ページ : 置換基・特性基・官能基   アルコールの反応   熱可塑性・エンプラなど   不飽和ポリエステル樹脂   陰イオン(アニオン)界面活性剤    
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 【エステル鹸化法】( )
 原料油脂とメチルアルコールのエステル交換反応により,脂肪酸メチルエステルを得た後に鹸化し石けんを得る方法である。
 関連ページ : 陰イオン(アニオン)界面活性剤    
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 【エステル交換法】( transesterification )
 エステルとアルコールを反応させた時,主鎖部分が入れ替わる反応。
 関連ページ : 熱可塑性・エンプラなど   
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 【エタノール】( ethanol )
 示性式 C2H5OH の第一級アルコールに分類される。エチルアルコール,エチルハイドレート,酒精などとも呼ばれる。合成洗剤の性能評価に用いられるエタノール可溶分とは,規定の方法でエタノールに溶解したとき,溶解する物質又はその量を百分率で表したもの( JIS K 3211「界面活性剤用語」)をいう。
 関連ページ : アルコールとは   アルコールの特性   界面活性剤関連用語   
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 【エタン】( ethan )
 示性式 C2H6 の飽和炭化水素。
 関連ページ : 脂肪族炭化水素   
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 【エタン酸】( ethanoic acid )
 飽和のモノカルボン酸
 関連ページ : カルボン酸とは   
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 【エタンジオール】( ethanediol )
 二価アルコール,エチレングリコール(ethylene glycol)ともいう。
 関連ページ : アルコールとは   
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 【エタン二酸】( ethanedioic acid )
 飽和ジカルボン酸(二価)
 関連ページ : カルボン酸とは   
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 【エチル基】( ethyl group )
 ⇒アルキル基
 関連ページ : 置換基・特性基・官能基   
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 【エチレン/テトラフルオロエチレン共重合体】( ethylene tetrafluoro ethylene )
 略号 E/TFE :ふっ素化樹脂共重合体
 関連ページ : 熱可塑性・エンプラなど   
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 【エチレン・プロピレン・ジエンゴム】( ethylene propylene diene rubber )
 エチレンとプロピレン(6対4~7対3)に5%以下の非共役ジエン(たとえばエチリデンノルボルネン)を加え,ツィーグラー系触媒による溶液重合 で合成される三成分共重合体である。比重が市販ゴムの中で最も小さいエチレン・プロピレンゴム (EPM)と同等で,耐オゾン,耐候性,耐薬品性,耐熱性,低温特性に優れる。各種自動車部品(ホース,ベルト,ウェザーストリップなど),工業用品,ルーフィング,シーリングなど建築関係,ワイヤ,ケーブルなどに利用されている。
 関連ページ : ゴム(エラストマー)とは   
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 【エチレン・プロピレンゴム】( ethylene-propylene rubber )
 エチレンとプロピレン(6対4~7対3)の共重合体で,ツィーグラー系触媒による溶液重合で合成される。比重が市販ゴムの中でもっとも小さい。電線被覆などの電機関係で利用されている。
 関連ページ : ゴム(エラストマー)とは   
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 【エチレンオキシド】( )
 関連ページ : ポリウレタン樹脂   
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 【エチレン基】( ethylene group )
 ⇒アルキレン基
 関連ページ : 置換基・特性基・官能基   
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 【エチレングリコール】( ethylene glycol )
 ポリエーテルポリオールを得るための官能基数 2 の開始剤( エタン-1,2-ジオール)
 関連ページ : ポリウレタン樹脂   熱可塑性・エンプラなど   
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 【エチレン系炭化水素】( hydrocarbons of ethylene series )
 ⇒アルケン(alkene),オレフィン(olefine)
 関連ページ : 分子構造による分類   
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 【エチレンジアミン】( ethylenediamine )
 ポリエーテルポリオールを得るための官能基数 4 の開始剤
 関連ページ : ポリウレタン樹脂   
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 【エチレンプラント】( )
 石油化学工場(petrochemical plant)基本となる設備で,軽質ナフサ(沸点範囲 35 ~ 80 ℃程度)などを水蒸気と混合し,800 ~ 900 ℃程度の高温で熱分解し,原料としてのエチレンを生産。
 関連ページ : アルケンの特徴   
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 【エチン】( ethyne )
 慣用名アセチレン (acetylene) として知られる炭素数が2のアルキン( C2H2 )。
 関連ページ : 不飽和脂肪族の特徴   
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 【X線回折法】( X-ray diffraction analysis )
 結晶構造を知るための代表的な分析方法。
 関連ページ : 有機化合物の分析   
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 【エテン】( ethene )
 慣用名エチレン(ethylene)として知られる最も単純なアルケン(二重結合で結ばれた炭素2個を持つ CH2=CH2 )。
 関連ページ : 不飽和脂肪族の特徴   
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 【エトキシル化】( ethoxylation )
 エトキシ化ともいう。構造式 -OCH2CH3 の官能基をエトキシ基 (ethoxy group) という。
 関連ページ : 陰イオン(アニオン)界面活性剤    
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