化学関連用語解説 (索引)

 ここでは,化学を理解するうえで必要となる基礎用語,法則類,定義などについて,その概要を紹介するとともに,関連するページとのリンクを構成する。
 
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抜き取り検査 】  , 【 ヌクレアーゼ 】  , 【 ヌクレオシド 】  , 【 ヌクレオソーム 】  , 【 ヌクレオチダーゼ 】  , 【 ヌクレオチド 】  , 【 ヌジョール法

 用語の概要と関連ページ


 【抜き取り検査】( sampling )
 → サンプリング
 関連ページ : 化学分析の流れ   
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 【ヌクレアーゼ】( nuclease )
 核酸分解酵素の総称で,分解の形態により,核酸配列の内部で切断するエンドヌクレアーゼと核酸の 5'端,又は 3'端から削るように切断するエキソヌクレアーゼに分けられる。
 関連ページ : ヌクレオチドの代謝   
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 【ヌクレオシド】( nucleoside )
 五炭糖( pentose )の1位に,核酸塩基,すなわちプリン塩基(アデニン,グアニンなど),又はピリミジン塩基(チミン,シトシン,ウラシルなど)がグリコシド結合(糖分子と他の有機化合物との脱水縮合による結合)したもの。
 関連ページ : 調味料   環状構造の単糖   核酸とは   ヌクレオチドとは   
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 【ヌクレオソーム】( nucleosome )
 すべての真核生物に共通する染色体の構成単位で,4 種のヒストン(histones)がそれぞれ 2 分子ずつ集まった 8 量体に DNA が巻き付いた構造をとる。
 ヒストンとは,真核生物の染色体(クロマチン)を構成する主要な成分で,長い DNA分子を核内に収納するため折り畳む機能をもつタンパク質。
 関連ページ : 核酸とは   DNA , RNAとは   
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 【ヌクレオチダーゼ】( nucleotidase )
 小腸で分泌される酵素で,ヌクレオチドを加水分解し,ヌクレオシドとリン酸に分解する。
 関連ページ : ヌクレオチドの代謝   
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 【ヌクレオチド】( nucleotide )
 ヌクレオシド(五炭糖の 1 位の炭素に,核酸塩基がグリコシド結合したもの)の 3’位の炭素にリン酸基が結合した物質である。
 関連ページ : 調味料   核酸とは   ヌクレオチドとは   ヌクレオチドの代謝   
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 【ヌジョール法】( nujol mull method )
 ペースト法ともいい,赤外分光分析法における固体試料の透過測定法の一つ。
 適当な溶媒がないとき,流動パラフィン(ヌジョール)に微粉化した試料を混合し,窓板(KBr 板など)に薄く塗付け測定に供する。
 関連ページ : 赤外吸収スペクトル測定   
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