ここでは,化学を理解するうえで必要となる基礎用語,法則類,定義などについて,その概要を紹介するとともに,関連するページとのリンクを構成する。
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カ行 キの用語を ( キア - キヤ ), ( キユ - キン ) に分けて紹介する。
用語一覧 カ行 キア - キヤ
【 基 】 ,
【 気液クロマトグラフィー 】 ,
【 幾何異性体 】 ,
【 機械的疲労限界 】 ,
【 気化励起 】 ,
【 基官能命名法 】 ,
【 機器分析 】 ,
【 貴金属 】 ,
【 気候変動に関する政府間パネル 】 ,
【 気候変動枠組条約締約国会議 】 ,
【 気固クロマトグラフィー 】
【 ギ酸 】 ,
【 キサンタンガム 】 ,
【 キサンチン 】 ,
【 基質 】 ,
【 基質特異性 】 ,
【 希釈剤 】 ,
【 基準電極 】 ,
【 基準物質(NMR) 】 ,
【 キシリトール 】 ,
【 キシリレンジイソシアネート 】 ,
【 キシレン 】 ,
【 輝線スペクトル 】 ,
【 既存添加物 】
【 気体 】 ,
【 気体の状態方程式 】 ,
【 気体反応の法則 】 ,
【 気体分子運動論 】 ,
【 キチン 】 ,
【 吉草酸 】 ,
【 基底状態 】 ,
【 起電力 】 ,
【 輝度 】 ,
【 軌道電子捕獲 】 ,
【 希土類元素 】 ,
【 絹 】 ,
【 キノン 】 ,
【 キノン補酵素 】
【 揮発性脂肪酸数 】 ,
【 揮発性有機化合物( VOC ) 】 ,
【 旗布(きふ) 】 ,
【 ギブズエネルギー 】 ,
【 気泡安定剤 】 ,
【 起泡剤 】 ,
【 起泡力増進剤 】 ,
【 起泡力 】 ,
【 逆性石けん 】 ,
【 逆マルコフニコフ則 】 ,
【 キャパシタンス 】 ,
【 キャビティ 】 ,
【 キャピラリーカラム 】 ,
【 キャピラリー電気泳動-質量分析法 】 ,
【 キャリヤーガス 】
用語の概要と関連ページ
【基】( group )
有機化合物の原子団
関連ページ : 置換基・特性基・官能基
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【気液クロマトグラフィー】( gas‐liquid chromatography )
気体から液体への溶解(分配)現象を利用した分配クロマトグラフィー(partition chromatography) の一種で,代表的なものに固定相に液体を用いたガスクロマトグラフィーがある。なお。固定相に固体を用いたガスクロマトグラフィーは吸着現象を利用する気固クロマトグラフィーに分類される。
関連ページ : クロマトグラフィーの原理
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【幾何異性体】( geometrical isomer )
有機化合物や錯体の立体異性体(ジアステレオマー)の一種であるが,最近の有機化合物では,幾何異性体ではなく,シス-トランス異性体 (cis-trans isomer) を適切な表記として推奨されている。
関連ページ : 立体化学(立体異性体) 高分子合成反応
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【機械的疲労限界】( mechanical fatigue limit )
繰返し変形において,化学的作用のない状態で疲労寿命の著しい減少を生じない程度に,試験片又は製品に加えられる最大の繰返しひずみ( JIS K 6200「ゴム‐用語」)。
関連ページ : ゴム関連用語
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【気化励起】( )
関連ページ : 発光分光分析
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【基官能命名法】( radicofunctional nomenclature )
⇒付加命名法
関連ページ : 有機化合物の命名法
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【機器分析】( instrumental analysis )
機器を用いる化学分析。機器分析法には,光学的現象,電磁気学的現象を利用した方法やクロマトグラフィーなど多数の方法がある。
関連ページ : 分析化学とは 元素分析 有機化合物の分析
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【貴金属】( noble metal , precious metal )
貴金属という場合には,化学変化の起こしにくい金属としての貴金属( noble metal ),産出量が少なく高価な金属としての貴金属( precious metal )の意味がある。
関連ページ : 分類:その他
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【気候変動に関する政府間パネル】( Intergovernmental Panel on Climate Change : IPCC )
1988 年に設立された地球温暖化についての科学的な研究の収集,整理のための政府間機構で,各国の政策決定者に必要な科学情報を提供するための機関である。
関連ページ : 環境問題の国際的取り組み
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【気候変動枠組条約締約国会議】( Conference of the Parties : COP )
気候変動枠組条約とは,地球温暖化問題に対する国際的な枠組みを設定した条約で,国連気候変動枠組条約,地球温暖化防止条約などともいう。
関連ページ : 環境問題の国際的取り組み
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【気固クロマトグラフィー】( gas-solid adsorption chromatography )
固定相表面と試料との吸着力の差により分離される吸着クロマトグラフィー( adsorption chromatography )の一種で,代表的なものに固定相に固体を用いたガスクロマトグラフィーがある。なお。固定相に液体を用いたガスクロマトグラフィーは分配現象を利用する気液クロマトグラフィーに分類される。
関連ページ : クロマトグラフィーの原理
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【ギ酸】( formic acid )
飽和のモノカルボン酸
関連ページ : カルボン酸とは カルボン酸の製法
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【キサンタンガム】( Xanthan gum )
グラム陰性菌のキサントモナス属菌の培養液から分離製造され食品用増粘安定剤である。グルコース,マンノース,グルクロン酸などからなる多糖類を主成分とし,ドレッシング,たれ類,漬物,つくだ煮,冷凍食品,レトルト食品などに用いられる。
関連ページ : 増粘安定剤,乳化剤,膨張剤
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【キサンチン】( xanthine )
生体内でプリン化合物(アデニン,グアニンなどのプリン塩基を含む核酸など)の代謝(分解)で生じるプリン塩基の一種で,最終的には尿酸まで代謝され体外に排出される。
関連ページ : ヌクレオチドの代謝
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【基質】( substrate )
化学反応では,反応する出発物質を反応物,基質,又は始原系,原料などと呼び,反応で生成ずる物質は生成物と呼ぶ。
関連ページ : 化学反応とは
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【基質特異性】( substrate specificity )
例えば,たんぱく質を一般的な酸触媒で加水分解した場合には,活性化エネルギーの低い箇所のペプチド結合から作用するため,たんぱく質の種類によらず分解し,種々の長さのペプチドやアミノ酸が生成する。一方,ペプチド分解酵素(ペプチターゼ)を用いた場合には,特定の場所のペプチド(基質特異性)に作用し加水分解する。
関連ページ : 酵素(はじめに)
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【希釈剤】( diluent )
一般には,シンナー( thinner )とも呼ばれ,固形物の濃度及び接着剤組成の粘度を低減することが唯一の機能である液状添加物。増量材及び反応性希釈剤も参照。(JIS K 6900「プラスチック―用語」)
関連ページ : プラスチックの記号と関連用語 熱硬化性プラスチックとは
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【基準電極】( reference electrode )
電極電位の測定において基準となる電位を与える電極で, 日本語では参照電極(reference electrode),照合電極(reference electrode)ともいわれる。代表的な基準電極には,水素電極( Pt /H2 /HCl ),飽和カロメル電極( Hg /Hg2Cl2 /飽和KCl ),銀・塩化銀電極( Ag /AgCl /飽和KCl )などがある。
関連ページ : 電極電位の測定
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【基準物質(NMR)】( reference substance (NMR) )
核磁気共鳴法において,化合物に含まれる測定対象の原子を囲む軌道電子の状態(結合状態)に差のない物が基準物質として選ばれる。例えば,1H ,13C を測定対象とする場合にはテトラメチルシラン( TMS : Si (CH3)4 )が基準物質として用いられる。
関連ページ : 核磁気共鳴分光分析法
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【キシリトール】( Xylitol )
キシリットともいわれ,樹木などから抽出したキシラン( (C5H8O4)n の多糖類)を加水分解して得られたキシロースに水素添加して得られる。甘味度,カロリーともショ糖(砂糖)と同程度の甘味料で,加熱等の通常の食品加工の条件下で安定な化合物である。清涼感があり,虫歯にならず歯を丈夫にする機能を持つ。
関連ページ : 甘味料,酸味料,苦味料,香料
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【キシリレンジイソシアネート】( xylylene diisocyanate )
ポリウレタン合成に用いられるジイソシアネート
関連ページ : ポリウレタン樹脂
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【キシレン】( xylene )
芳香族炭化水素(二置換化合物)
関連ページ : 芳香族化合物とは
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【輝線スペクトル】( bright line spectrum , emission line spectrum )
高温のガスなど物体の出す熱放射光は連続スペクトルとなるが,励起した原子の緩和で発せられる光は,元素固有の波長を持ち,波長の幅が極めて狭い輝線スペクトルとなる。
関連ページ : 発光分光分析
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【既存添加物】( existing food additives )
食品衛生法に基づき,厚生労働大臣が認めたものを「 既存添加物名簿」に収載し,引き続き使用することを認めている添加物をいう。平成28年時点で,名簿には 365 品目が収載され,品名,製法などは「 既存添加物名簿収載品目リスト」に収載されている。
関連ページ : 食品添加物とは
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【気体】( gas )
関連ページ : 無機化学(電気的性質)
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【気体の状態方程式】( ideal gas law )
アボガドロの法則,標準状態の概念の発展に伴い,ボイル・シャルルの法則の定数が明らかになり,気体の状態を評価する一般則「気体の状態方程式」が確立した。
気体定数 R ,気体のモル数 n とすると,圧力 P ,体積 V と温度 T との関係は,
PV = nRT
科学技術データ委員会( CODATA )の推奨( 2010年)する気体定数は,R = 8.3144621(75) J・K-1・mol-1 である。なお( )内の数値は最後の 2 桁に対する不確実さを示している。
関連ページ : 気体の状態方程式:気体の状態方程式
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【気体反応の法則】( law of combining volumes )
2種以上の気体物質が関与する化学反応について成り立つ法則 「反応物と生成物の気体の体積の間の比は,簡単な整数の比で表される」 。ゲイ=リュサックの法則ともいわれる。
関連ページ : 気体の状態方程式:気体の状態方程式
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【気体分子運動論】( kinetic theory of gases )
気体運動論とも分子運動論とも呼ばれ,速度分布関数を用いて広く気体の性質を論ずる理論一般。
関連ページ : 気体の量と体積:気体の性質と分子運動論
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【キチン】( chitin )
直鎖型の窒素を含む多糖で,節足動物や甲殻類の外骨格など,多くの無脊椎動物の体表を覆うクチクラ,キノコなど菌類の細胞壁などの主成分である。然のキチンは,窒素を含む単糖の N-アセチルグルコサミンを主成分に,1 %程度のグルコサミンを含む高分子化合物である。
関連ページ : 多糖とは
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【吉草酸】( valeric acid )
飽和のモノカルボン酸 CH3(CH2)3COOH ,系統名ペンタン酸 (pentanoic acid) の和名。
関連ページ : カルボン酸とは
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【基底状態】( ground state )
系の固有状態の内で最低のエネルギーの状態。基底状態以外の採りうるエネルギー状態は励起状態(excited state)とよばれる。
関連ページ : 無機化学(光の評価) 無機化学(吸光・発光の原理)
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【起電力】( electromotive force )
ガルバニ電池の外部回路に流れる電流を減少させて,ゼロになるときの電池の電位差の極限値。
ただし,電池の電位差は,いわゆる電池図の右側の電極に取り付けた金属端子の内部電位から左側の電極に取り付けた同種の金属端子の内部電位を差し引いたものである。
関連ページ : 電池 起電力と電気量
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【輝度】( luminance )
光が伝わる経路上の断面(発光面及び受光面を含む。)の単位面積当たり,かつ,経路方向の単位立体角当たりの光束。
関連ページ : 無機化学(光の評価)
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【軌道電子捕獲】( orbital electron capture )
陽子が核外電子(軌道電子)を捕獲し,電子ニュートリノを放出して中性子になる現象。
関連ページ : 放射性壊変とは
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【希土類元素】( rare earth elements )
周期表第 3 族のスカンジウム( Sc ),イットリウム( Y ),ランタノイド 15 元素の総称で,レアアース( rare earth elements )ともいわれ,当初は,水に不溶の酸化物で産出量が少ないため,希土やレアアースなどの名称がつけられたが,現状では必ずしも希少ではない。
関連ページ : 分類:化学的性質 周期表第 3 族 その1
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【絹】( silk , soie )
蚕( Bombyx mori :かいこ)の絹糸線から得られる動物繊維。
関連ページ : 繊維とは
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【キノン】( quinone )
一般的には,ベンゼン環から誘導されたベンゾキノンなど,2 つのケトン(>C=O )を持つ環状の有機化合物をいう。
関連ページ : 酵素(はじめに)
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【キノン補酵素】( quinone coenzyme )
主なキノン補酵素には,PQQ(ピロロキノリンキノン),TPQ(トパキノン),TTQ(トリプトファン-トリプトフィルキノン),LTQ(リシンチロシルキノン),CTQ(システニル-トリプトファンキノン)などがある。
関連ページ : 酵素(はじめに)
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【揮発性脂肪酸数】( volatile fatty acid number )
全固形分 100 g 当たりの,揮発性脂肪酸と当量の水酸化カリウムのグラム数( JIS K 6200「ゴム‐用語」)。
関連ページ : ゴム関連用語
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【揮発性有機化合物( VOC )】( Volatile Organic Compounds )
塗料,印刷インキ,接着剤などに含まれるトルエン,キシレン,酢酸エチルなど直感的には「有機溶剤」といわれる揮発性の高い有機物質で,大気中の光化学反応により光化学スモッグを引き起こす原因物質の 1 つである。
関連ページ : 光化学オキシダント
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【旗布(きふ)】( bunting cloth )
毛糸,合繊糸などを粗く平織にした旗地に用いる織物又はこれに類似の織物( JIS L0206 「繊維用語(織物部門)」)。
関連ページ : 繊維関連用語
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【ギブズエネルギー】( Gibbs energy )
熱力学や電気化学などで用いられ,等温等圧条件下で仕事として取り出し可能なエネルギーを表す示量性状態量である。
関連ページ : 自由エネルギー変化
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【気泡安定剤】( foam stabilizer )
溶液の泡まつの安定性を増す作用をする薬剤( JIS K 3211「界面活性剤用語」)。
関連ページ : 界面活性剤関連用語
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【起泡剤】( foaming agent )
安定な泡を立てるために用いられる薬剤。界面活性剤やたん白質などが用いられる。( JIS K 3211「界面活性剤用語」)
関連ページ : 界面活性剤関連用語
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【起泡力増進剤】( foam booster )
溶液の起泡力を増すのに役立つ薬剤。起泡剤と併用されることが多い。( JIS K 3211「界面活性剤用語」)
関連ページ : 界面活性剤関連用語
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【起泡力】( foaming power )
溶液にかくはんなどの外力を加え比較的安定な泡を作らせる能力。界面活性剤の代表的な性能の一つ。( JIS K 3211「界面活性剤用語」)
関連ページ : 界面活性剤関連用語
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【逆性石けん】( inverted soap , cationic soap )
カチオン界面活性剤の別名。水中で界面活性を示す部分が通常の石けんと逆の正荷電をもつのでこの名称が用いられる。殺菌剤として使用されることが多い。( JIS K 3211「界面活性剤用語」)
関連ページ : 洗剤(界面活性剤)とは
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【逆マルコフニコフ則】( anti-Markovnikov's rule )
ラジカル付加反応が起きる条件などでは,二重結合を持つ炭化水素の親電子的付加反応に関する経験則(マルコフニコフ則)とは逆の反応が起きるので,逆マルコフニコス則,反マルコフニコフ則,アンチマルコフニコフ則などといわれる。
関連ページ : ジエンの特徴
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【キャパシタンス】( capacitance )
静電容量( electrostatic capacity )ともいい,コンデンサなどの絶縁された導体に蓄える電荷を表す量で,単位電圧当たりの蓄えられる電荷で,記号 C (単位 F :ファラド)を用いる。
関連ページ : 電気伝導率の測定
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【キャビティ】( cavity )
光共振器(キャビティ : optical cavity )は,媒質を挟んで 2 枚の鏡が向かい合う構造が一般的で,キャビティの長さの整数分の一の波長を持つ光は,鏡の間をくり返し往復することで定常波を形成できる。キャビティの向き合う 2 枚の鏡のうち, 1 枚を半透鏡(光の一部を透過する鏡)にすることで,光の一部をレーザビームとして外部に取り出すことができる。
関連ページ : レーザ
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【キャピラリーカラム】( capillary column )
内径約 l mm 以下のカラムの総称である。通常は,溶融石英製の内径 1 mm 以下の管の内壁に固定相を塗布したものが用いられる。
関連ページ : ガスクロマトグラフィー
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【キャピラリー電気泳動-質量分析法】( capillary electrophoresis /mass spectrometer )
有機酸,アミノ酸類の一斉分析や低分子量アミン類の高感度分析に効果的なキャピラリー電気泳動と結合した分析方法。
関連ページ : 有機化合物の分析
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【キャリヤーガス】( carrier gas )
ガスクロマトグラフィーで移動相として用いられる気体をキャリヤーガスという。一般的には,固定相との相互作用が無く,高純度のものが得られるヘリウム( He ),窒素( N2 ),アルゴン( Ar )などの不活性ガスが用いられる。
関連ページ : ガスクロマトグラフィー
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