ここでは,化学を理解するうえで必要となる基礎用語,法則類,定義などについて,その概要を紹介するとともに,関連するページとのリンクを構成する。
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サ行 ス で始まる用語を紹介する。
用語一覧 サ行 ス
【 膵液(すいえき) 】 ,
【 水管ボイラ 】 ,
【 水銀 】 ,
【 水硬性 】 ,
【 水酸基 】 ,
【 水蒸気クラッキング 】 ,
【 水蒸気酸化腐食 】 ,
【 水性接着剤 】 ,
【 水素 】 ,
【 水素イオン 】 ,
【 水素移動型重付加 】 ,
【 膵臓 】 ,
【 水素炎イオン化型検出器 】 ,
【 水素化アルミニウムリチウム 】 ,
【 水素化合物 】 ,
【 水素過電圧 】
【 水素化物 】 ,
【 水素化ホウ素ナトリウム 】 ,
【 水素吸蔵合金 】 ,
【 水素結合 】 ,
【 水素受容体 】 ,
【 水素脱アルキル化(トルエン) 】 ,
【 水素添加 】 ,
【 水素の分子軌道 】 ,
【 水添キシリレンジイソシアネート 】 ,
【 水溶性ビタミン 】 ,
【 水和剤 】 ,
【 数値の表し方 】 ,
【 数値の丸め方 】
【 スーパーエンジニアリング・プラスチック 】 ,
【 スカンジウム 】 ,
【 スキムラバー 】 ,
【 スクシニル CoA 】 ,
【 スクロース 】 ,
【 すさ 】 ,
【 錫(スズ) 】 ,
【 スズ族元素 】 ,
【 スタキオース 】 ,
【 スタッガード配座 】 ,
【 スチレン 】 ,
【 スチレン・ブタジエンゴム 】
【 ステアプシン 】 ,
【 ステアリン酸 】 ,
【 ステープル 】 ,
【 ステビア 】 ,
【 ステロイド系ホルモン 】 ,
【 ストランド 】 ,
【 ストレッカー反応 】 ,
【 ストレッチ成形 】 ,
【 ストレッチヤーン 】 ,
【 ストロンチウム 】 ,
【 スパークソース質量分析法( SSMS ) 】 ,
【 スパークプラグ 】 ,
【 スパーク放電 】
【 スパッタ中性粒子質量分析( SNMS ) 】 ,
【 スピン-スピン結合定数 】 ,
【 スピン量子数 】 ,
【 スピン―スピン分裂 】 ,
【 スフィンゴシン 】 ,
【 スフィンゴ糖脂質 】 ,
【 スフィンゴリン脂質 】 ,
【 スプレーアップ成形 】 ,
【 スラグ繊維 】 ,
【 スルホン化 】
用語の概要と関連ページ
【膵液(すいえき)】( pancreatic juice )
三大栄養素の全てを消化できる酵素(消化酵素)を持つ体液で,消化酵素には,デンプンを二糖類のマルトースにまで分解するアミロプシン(アミラーゼ) ,胆汁で乳化された脂肪を脂肪酸とグリセリン(グリセロール)に分解するステアプシン(リパーゼ),核酸を分解するヌクレアーゼ,たんぱく質の消化に寄与するトリプシノーゲン,キモトリプシノーゲンが含まれる。
関連ページ : たんぱく質の代謝 脂質の代謝とは ヌクレオチドの代謝
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【水管ボイラ】( water tube boiler )
胴内に水を通した多数の管を配置し,管の外から加熱して蒸気を発生させる方式のボイラ。多量の高温・高圧の蒸気を得ることができるので,火力発電などの大型ボイラで用いられる。
関連ページ : ボイラの化学
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【水銀】( mercury )
水銀( Hg ),周期表第12族,原子番号80の元素
関連ページ : 周期表第 12 族
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【水硬性】( hydraulicity )
水中で硬化がすすむ性質。
関連ページ : セメントの化学
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【水酸基】( hydroxy group )
⇒ヒドロキシ基
関連ページ : 置換基・特性基・官能基
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【水蒸気クラッキング】( steam cracking )
ナフサなどの高分子量の飽和炭化水素をエチレンやプロピレンなどの低分子量の不飽和炭化水素生成する工業過程
関連ページ : ベンゼン
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【水蒸気酸化腐食】( steam oxidation )
ステンレス鋼,低合金鋼の過熱器管,再熱器管の内面に,過熱水蒸気による酸化スケールが生成するボイラ不具合である。
関連ページ : ボイラ事故と排煙処理
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【水性接着剤】( water borne adhesive )
水を溶媒又は分散媒とした接着剤( JIS K6800 「接着剤・接着用語」)。
関連ページ : その他高分子材料
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【水素】( hydrogen )
関連ページ : 水素及び水素化合物
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【水素イオン】( hydrogen ion )
酸塩基反応式などでは,イオン式で( H+ )と表記するが,水素原子(陽子 1 個,電子 1 個)から電子を放出した陽子 1 個(ヒドロン)は,反応性が著しく高く安定して存在できない。
通常は,溶媒と反応(配位結合)した多原子イオン(水の場合はヒドロニウムイオン: H3O+ )として存在する。 溶媒中での化学反応式で扱う場合は,簡単のために溶媒の水分子を省略し,H+ と表記する場合が多い。⇒ヒドロニウムイオン
関連ページ : イオンの表記
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【水素移動型重付加】( )
⇒重付加
関連ページ : 高分子合成反応
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【膵臓】( pancreas )
読みは「すいぞう」,内分泌器官の一つで,膵液(すいえき)と呼ばれる消化酵素を含む液体を消化器系に送り込む外分泌腺であるが,膵臓の中にランゲルハンス島と呼ばれる球状の小さな細胞では,インスリン,グルカゴンなどのホルモンを分泌する内分泌腺を有する。
関連ページ : たんぱく質の代謝 ヌクレオチドの代謝 ホルモンとは 主な内分泌器官
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【水素炎イオン化型検出器】( flame ionization detector )
試料成分を含むキャリヤーガスを水素炎中で燃焼することで,生成したイオン(プラズマ)を収集し,成分の濃度に依存して発生する電流を検出する。C – H 結合を有する有機化合物全般に対して高い感度で検出できる。
関連ページ : ガスクロマトグラフィー
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【水素化アルミニウムリチウム】( lithium alminum hydride )
略号 LAH ,示性式 LiAlH4の強力な還元剤。
関連ページ : 求核付加反応
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【水素化合物】( hydrogen compound )
水素と化合した物質の総称
関連ページ : 水素及び水素化合物
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【水素過電圧】( hydrogen overvoltage )
過電圧には,反応物質の活性化に余計なエネルギーが消費されるための活性化過電圧( activation overpotential , activation overvoltage ),電極表面と溶液内部の濃度が異なるために生じる濃度過電圧( concentration overpotential , concentration overvoltage ),電極表面での抵抗から生じる抵抗過電圧が複合的に作用している。
水素発生反応に対しては,水素過電圧と称している。例えば,主な金属の硫酸( 0.5 mol /L )中の水素過電圧は,Pt ( 0.005 V ) ,Au ( 0.02 V ) ,Fe ( 0.08 V ) ,Ag ( 0.15 V ) ,Ni ( 0.21 V ) , Cu ( 0.23 V ) ,Pb ( 0.64 V ) ,Zn ( 0.7 V ) ,Hg ( 0.78 V ) などである。電気めっきなどの場合に重要な情報である。
関連ページ : 起電力と電気量
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【水素化物】( hydride )
水素と他の元素とから構成される 2 元素化合物。一般的に水素化物と称した場合は,イオン結合型水素化物を指す場合が多い。
関連ページ : 酸化剤・還元剤 水素及び水素化合物 共有結合型水素化物
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【水素化ホウ素ナトリウム】( )
関連ページ : 求核付加反応
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【水素吸蔵合金】( )
関連ページ : 水素及び水素化合物
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【水素結合】( hydrogen bond )
分子間に水素を介して働く力を水素結合という。
第 2 周期の元素(炭素,窒素,フッ素)の水素化物は,分子量が小さいにもかかわらず,同族元素の第 3 周期の元素より異常に高い沸点,融点を有する。このことは,これらの分子にファンデルワールス力以外の強い分子間力(水素結合)が働いていることを示す。
関連ページ : その他の結合:水素結合の影響 その他の結合:水素結合と分子の凝集
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【水素受容体】( hydrogen acceptor )
NADH2+ ,FADH2 など還元型の補酵素。
関連ページ : ATP 生成とクエン酸回路
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【水素脱アルキル化(トルエン)】( toluene hydrodealkylation )
トルエンと水素の混合物を高温高圧下での接触によりベンゼンを得る方法。
関連ページ : ベンゼン
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【水素添加】( hydrogenation )
水素ガスを用い,アルケンに水素原子を付加する還元反応で,水素化( hydrogenation )とも呼ばれる。
水素化は,発熱反応であるが,水素分子と直接反応することはなく,触媒が必要である。このため,接触水素化( catalytic hydrogenation )や接触還元( catalytic reduction )とも呼ばれる。
関連ページ : アルケンの特徴
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【水素の分子軌道】( )
水素原子は,1s 軌道に 1 個の電子を持つ。水素分子( H2 )では,結合性分子軌道(σ1s )と反結合性分子軌道(σ*1s)に分かれ,2 個の電子がエネルギー順位の低い結合性分子軌道を埋めることができ,分子として安定する。
関連ページ : 水素・酸素の分子軌道
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【水添キシリレンジイソシアネート】( )
略号 H6XDI 。ポリウレタン合成に用いられるジイソシアネート。
関連ページ : ポリウレタン樹脂
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【水溶性ビタミン】( water soluble vitamin )
水に溶けやすいビタミン B 群,ビタミン C が水溶性ビタミンに分類される。水溶性ビタミンは,酸には安定であるが,塩基には弱い。
関連ページ : ビタミンとは
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【水和剤】( wettable powder )
水に加えると粒子が水中に浮遊して懸濁液となる農薬製剤の一つ( JIS K 3211「界面活性剤用語」)。
関連ページ : 界面活性剤関連用語
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【数値の表し方】( )
JIS Z 8301 「規格票の様式及び作成方法」附属書 I “数値・量記号・単位記号・式”の( 1.1.1 数値の表し方),JIS K 0050 「化学分析方法通則」によるのが良い。
関連ページ : 結果の表し方
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【数値の丸め方】( Guide to the rounding of numbers )
JIS Z 8401 「数値の丸め方」に従うのが良い。
関連ページ : 結果の表し方
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【スーパーエンジニアリング・プラスチック】( super engineering plastics )
耐熱温度 100℃以上の熱可塑性樹脂をエンジニアリング・プラスチック (engineering plastic) といい,耐熱温度 150 ℃以上のものを特に区別するときに称する。略してスーパーエンプラともいう。
関連ページ : プラスチックとは 熱可塑性・エンプラなど
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【スカンジウム】( scandium )
スカンジウム( Sc ),周期表第3族,原子番号21の元素
関連ページ : 周期表第 3 族 その1
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【スキムラバー】( skim rubber )
天然ゴムラテックスの濃縮中に分離された,濃度の薄いラテックスから得られるゴム( JIS K 6200「ゴム‐用語」)。
関連ページ : ゴム関連用語
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【スクシニル CoA】( succinyl-CoA )
コハク酸と補酵素Aからなる有機化合物。
関連ページ : 脂質の異化 クエン酸回路(TCA回路)
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【スクロース】( sucrose )
天然産出の二糖類,サトウキビ,サトウダイコン(テンサイ)などから抽出し,純度を高め結晶化したもので,一般的には蔗糖(ショ糖)と呼ばれ,加工形態によりグラニュー糖,砂糖,氷砂糖などとも呼ばれる。D‐グルコースのアノマー炭素のヒドロキシル基と D‐フルクトースの還元性末端( C2 炭素)のヒドロキシ基とのグリコシド結合( 1 , 2‐グリコシド結合)した非還元性(酸化されない)の二糖である。
関連ページ : オリゴ糖とは
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【すさ】( )
漆喰の割れ発生を防止するため,補強(つなぎ)を目的に繊維が用いられる。これを“すさ”という。 すさには,麻(日本麻,マニラ麻,黄麻),わら,紙などをほぐし,短く裁断した植物繊維や絨毛(牛,馬,ヤギなど)が使われている。
関連ページ : 漆喰
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【錫(スズ)】( Tin )
スズ( Sn ),周期表第14族,原子番号50の元素
関連ページ : 周期表第 14 , 15 族
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【スズ族元素】( Tin group )
一般的ではないが,周期表第 14 族のスズ( Sn ),鉛( Pb )を称してスズ族元素という。
関連ページ : 分類:化学的性質
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【スタキオース】( stachyose )
天然産出の四糖類,大豆に含まれ(大豆オリゴ糖),ビフィズス菌増殖作用がある。D‐ガラクトースとガラクトースの( 1 , 6‐グリコシド結合),これと D‐グルコースとの( 1 , 6‐グリコシド結合),さらに D‐フラクトースとの( 1 , 2‐グリコシド結合)により連なった四糖である。
関連ページ : オリゴ糖とは
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【スタッガード配座】( )
⇒配座異性体
関連ページ : ジオステレオマー(幾何異性体)
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【スチレン】( styrene )
不飽和結合をもつビニルモノマー,C6H5CH=CH2
関連ページ : 不飽和ポリエステル樹脂 ゴム(エラストマー)とは
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【スチレン・ブタジエンゴム】( styrene-butadiene rubber )
汎用の乳化重合の SBR ( E-SBR )は,23.5 %のスチレン(C6H5CH=CH2)とブタジエン(CH2=CH-CH=CH2)の低温ラジカル共重合によって得られ,各種タイヤや工業用品(コンベアベルト,ホース,ゴムカバーロールなど)に用いられる。 スチレンを50%以上含む SBR は,ハイスチレンゴムとよばれ,硬質ゴム製品の靴底や床タイルなどの用途がある。耐水,耐電気(絶縁)用途には溶液重合の S-SBR が用いられる。
関連ページ : ゴム(エラストマー)とは
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【ステアプシン】( steapsin )
膵液に含まれる消化酵素。
関連ページ : 脂質の代謝とは 脂質の異化
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【ステアリン酸】( stearic acid )
飽和のモノカルボン酸
関連ページ : カルボン酸とは
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【ステープル】( staple )
主として紡績などの原料とするため,短く切断した化学繊維( JIS L 0204 「繊維用語」)。
関連ページ : 繊維関連用語
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【ステビア】( Stevia )
キク科ステビア( Stevia rebaudiana Bertoni )の葉から抽出して得られたステビオール配糖体(ステビオシド及びレバウジオシド)を主成分とするステビア抽出物,葉を粉末としたステビア末が用いられる。甘味は砂糖に近く,甘さは砂糖の約250~350倍で,ダイエット食品,清涼飲料水,菓子などに用いられる。
関連ページ : 甘味料,酸味料,苦味料,香料
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【ステロイド系ホルモン】( steroid hormones )
一般的に,生殖腺や副腎でコレステロールから合成される。ホルモン分子の構造が脂質(脂溶性)で分子量が小さいので,細胞膜に達すると容易に内部の細胞核へ到達する。ステロイド系ホルモンは,機能により性ホルモン,糖質コルチコイド,鉱質コルチコイドなどに分類される。
関連ページ : ホルモンとは
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【ストランド】( strand )
繊維を数百本単位で集束した縄状の物をいう。
関連ページ : FRP とは
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【ストレッカー反応】( Strecker reaction )
アルデヒド(又はケトン)とアンモニア,シアン化水素とでアミノ酸を合成する反応。
関連ページ : カルボン酸の製法 カルボニル化合物の反応
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【ストレッチ成形】( stretch moulding )
枠には(貼)られた 2 枚のフィルムの間に繊維及び樹脂をサンドイッチし,脱泡,含浸した後,雄型を押し付け,フィルムの張力を利用して成形する方法( JIS K7010 「繊維強化プラスチック用語」)。
関連ページ : FRP 成形法 FRP 関連用語
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【ストレッチヤーン】( stretch yarn )
伸縮加工した糸( JIS L0205「繊維用語(糸部門)」)。
関連ページ : 繊維関連用語
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【ストロンチウム】( strontium )
ストロンチウム( Sr ),周期表第2族,原子番号38の元素
関連ページ : 周期表第 2 族
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【スパークソース質量分析法( SSMS )】( )
関連ページ : 質量分析
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【スパークプラグ】( spark plug )
関連ページ : 内燃機関
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【スパーク放電】( spark discharge )
→ 発光分光分析
関連ページ : 発光分光分析
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【スパッタ中性粒子質量分析( SNMS )】( sputtered neutral mass spectrometry )
粒子の衝撃によって放出される中性粒子を二次的にイオン化して,質量対電荷比及び存在度を質量分析計によって測定する方法。
関連ページ : 表面・局所分析
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【スピン-スピン結合定数】( spin coupling constant )
核スピンを持った核同士の化学結合を介在した相互作用で,核磁気共鳴法で得られた信号が複数本に分裂する現象で,分裂の幅,分裂のパターンなどから微細な構造情報を得ることができる。
関連ページ : 核磁気共鳴分光装置 核磁気共鳴分光分析法
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【スピン量子数】( spin quantum number )
粒子固有の角運動量(スピン角運動量)を特徴づける量子数で,半整数( 1/2,3/2 ,5/2 など±整数/2 )又は整数( 1 , 2 , 3 など)を採る。 半整数の値を採る粒子をフェルミ粒子,整数の値をとる粒子をボーズ粒子という。エネルギー固有状態を区別する量子数には,主量子数 n(principal quantum number),方位量子数 l (軌道角運動量量子数、azimuthal quantum number),磁気量子数 ml (軌道磁気量子数、magnetic quantum number),スピン磁気量子数 ms (spin quantum number)がある。
関連ページ : 核磁気共鳴とは
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【スピン―スピン分裂】( spin – spin splitting )
関連ページ : 核磁気共鳴分光分析法
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【スフィンゴシン】( sphingosine )
2-アミノ-4-オクタデセン-1,3-ジオール
関連ページ : 脂質とは
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【スフィンゴ糖脂質】( sphingoglycolipid )
加水分解で脂肪酸,スフィンゴシン(又は類似の塩基),及び糖になる糖脂質。
関連ページ : 脂質とは
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【スフィンゴリン脂質】( sphingophospholipid )
スフィンゴシンを中心骨格とし,りん酸とエステル結合したリン脂質。
関連ページ : 脂質とは
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【スプレーアップ成形】( spray up moulding )
スプレーアップ装置を用いて,成形型に繊維基材を切断しながら樹脂と同時に吹き付ける成形方法( JIS K7010 「繊維強化プラスチック用語」)。吹付積層成形ともいい,スプレー可能な状態に切断した繊維と樹脂の混合物を吹き付けて形成する。材料費,工程数を低減で経費を抑えられるが,品質がハンドレイアップ法より低くなる。
関連ページ : FRP とは FRP 成形法 FRP 関連用語
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【スラグ繊維】( slag fiber )
製鉄のときに出る鉱さいから作った繊維( JIS L 0204 「繊維用語」)。
関連ページ : 繊維とは
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【スルホン化】( sulphonation )
スルホ基( –SO3H )を導入するための有機化合物合成反応をいい,スルホン化試剤として,硫酸( H2SO4 ),発煙硫酸( H2SO4+SO3 ),三酸化硫黄( SO3 ),クロロ硫酸( HSO3Cl ),フルオロ硫酸( HSO3F )などが用いられる。
関連ページ : 陰イオン(アニオン)界面活性剤 ベンゼン
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