化学関連用語解説 (索引)

 ここでは,化学を理解するうえで必要となる基礎用語,法則類,定義などについて,その概要を紹介するとともに,関連するページとのリンクを構成する。
 
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ルイス構造式(電子式) 】  , 【 ルイス酸・塩基 】  , 【 ルギン管 】  , 【 ルシャトリエの原理 】  , 【 ルテチウム 】  , 【 ルテニウム 】  , 【 ルビジウム 】  , 【 ルミネセンス 】  , 【 ルミネセンス

 用語の概要と関連ページ


 【ルイス構造式(電子式)】
 ギルバート・ニュートン・ルイス( Gilbert Newton Lewis )が 1916年に共有結合の発見で提唱した構造式。
 構造式の結合状態の表記には,共有電子対を価標(bond :線の数で単結合,二重結合,三重結合を表現する)で表示するものと,共有電子対をコロン(単結合 :,二重結合 :: ,三重結合 ::: )で表示するものがある。
 価標で表示するのが一般的で,コロンで表示する場合は,電子式(ルイス構造式)といい,ラジカル反応などの化学反応での電子のやり取りなどを特に示したい場合などに用いられている。
 ギルバート・ニュートン・ルイスは,アメリカ合衆国の物理化学者( 1875 ~ 1946年)で,共有結合の発見(ルイスの電子式),ラジカル(不対電子対)の定義,酸・塩基の定義(ルイス酸・塩基),熱力学の再構築による化学熱力学の提唱,光化学実験,光子( photon )の命名などで知られる。
 関連ページ : 化学結合表記   
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 【ルイス酸・塩基】( Lewis acid,base )
 ギルバート・ニュートン・ルイス( Gilbert Newton Lewis )が 1923年に定義した酸・塩基。
 酸とは電子対を収容しうる空の軌道をもつ原子を含むもの,塩基とは非共有電子対をもつもの。すなわち,電子対を受け取る物質はルイス酸,電子対を与える物質はルイス塩基となる。
 ギルバート・ニュートン・ルイスは,アメリカ合衆国の物理化学者( 1875 ~ 1946年)で,共有結合の発見(ルイスの電子式),ラジカル(不対電子対)の定義,酸・塩基の定義(ルイス酸・塩基),熱力学の再構築による化学熱力学の提唱,光化学実験,光子( photon )の命名などで知られる。
 関連ページ : 配位結合   酸・塩基の定義   
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 【ルギン管】( Luggin capillary )
 作用電極に接近して配置するために,先端を細いキャピラリーとした参照電極に接続された塩橋。
 関連ページ : 電極電位の測定   
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 【ルシャトリエの原理】( Le Chatelier's principle )
 化学平衡状態にある反応系に対し,何らかの変動を起こさせたとき,平衡が移動する方向を示す原理で次のように表現される。
 「平衡状態の反応系において,状態変数の温度,圧力(全圧),反応関連の物質量(分圧や濃度)を変化させると,その変化を相殺する方向へ平衡は移動する。」
 関連ページ : 平衡定数とは   
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 【ルテチウム】( lutetium )
 ルテチウム( Lu ),ランタノイド系,原子番号71の元素
 関連ページ : 周期表第 3 族 その 2   
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 【ルテニウム】( rutheniumル )
 テニウム( Ru ),周期表第8族,原子番号44の元素
 関連ページ : 周期表第 8 族   
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 【ルビジウム】( rubidium )
 ルビジウム( Rb ),周期表第1族,原子番号37の元素
 関連ページ : 周期表第 1 族   
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 【ルミネセンス】( luminescence )
 物質中の原子,分子又はイオンの粒子が,熱的じょう乱以外のエネルギーによって励起された結果として生じる,物質によって定まったある波長又は波長領域に対して同じ温度におけるその物質からの熱放射以上に及ぶ光学的放射の放出
 関連ページ : 発光ダイオード   
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 【ルミネセンス】( luminescence )
 熱放射以外の放射で,放射,電気などのエネルギーを吸収して物質が励起状態となった後に,吸収したエネルギーを放射の形で放出する現象。ルミネセンスには蛍光,りん光などがある。
 関連ページ : 無機化学(光の評価)   
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