ここでは,化学を理解するうえで必要となる基礎用語,法則類,定義などについて,その概要を紹介するとともに,関連するページとのリンクを構成する。
☆ “ホーム” ⇒ “生活の中の科学“ ⇒ “化学(目次)“ ⇒
マ行 モ で始まる用語を紹介する。
用語一覧 マ行 モ
【 毛嚢 】 ,
【 モケット 】 ,
【 モノカルボン酸 】 ,
【 モノグリセリド 】 ,
【 モノクロメータ 】 ,
【 モノフィラメント 】 ,
【 モノマー 】 ,
【 モノメチロールメラミン 】 ,
【 モノメチロールユリア 】
【 モノリスカラム 】 ,
【 モヘヤ 】 ,
【 森田・ベイリス・ヒルマン反応 】 ,
【 モリブデン 】 ,
【 モル吸光係数 】 ,
【 モルタル 】 ,
【 モル(電気)伝導率 】 ,
【 モンテカルロ法 】 ,
【 モントリオール議定書 】
用語の概要と関連ページ
【毛嚢】( hair follicle )
読み:もうのう,毛包(もうほう)といい,毛根を包む組織。⇒動物繊維
関連ページ : 繊維とは
用語一覧へ
【モケット】( moquette )
いす張り地などに使用するたてパイル織物( JIS L0206 「繊維用語(織物部門)」)。
関連ページ : 繊維関連用語
用語一覧へ
【モノカルボン酸】( monocarboxylic acid )
カルボキシル基が 1 個のカルボン酸,一価カルボン酸ともいう。
関連ページ : カルボン酸とは
用語一覧へ
【モノグリセリド】( monoglyceride )
グリセリンの 3 個の水酸基のうちの 1 個に脂肪酸がエステル結合したもの。
関連ページ : 脂質の代謝とは 脂質の異化
用語一覧へ
【モノクロメータ】( monochrometor )
分散素子によって単一波長の光を取り出す機器( JIS K 0212「分析化学用語(光学部門)」)。
分散素子(dispersive device)とは,種々の波長成分の光を含む光を波長ごとに分けるための光学素子( JIS K 0212「分析化学用語(光学部門)」)。
関連ページ : X線回折 赤外分光分析装置
用語一覧へ
【モノフィラメント】( mono filament )
商業上の織物操作においては糸として,又はその他の応用においては一つの実体として機能を果たすために十分に強い単一のフィラメント( JIS K7010 「繊維強化プラスチック用語」)。
関連ページ : FRP 関連用語
用語一覧へ
【モノマー】( monomer )
それぞれが 1 種類又はそれ以上の構成単位となり得る分子からなる化合物(JIS K 6900「プラスチック―用語」)。
単量体ともいい,重合反応などでポリマーを作る際の単位となる分子をいう。
関連ページ : 高分子材料 プラスチックの記号と関連用語
用語一覧へ
【モノメチロールメラミン】( monomethylol melamine )
( C4H14N6O :4,6-Diamino-2-(hydroxymethylamino)
関連ページ : ユリア,メラミン樹脂
用語一覧へ
【モノメチロールユリア】( (Hydroxymethyl)urea )
尿素とホルムアルデヒドの付加反応で得られる 1-(ヒドロキシメチル)。
関連ページ : ユリア,メラミン樹脂
用語一覧へ
【モノリスカラム】( monolithic column )
固定相が多孔性のシリカゲル又はポリマーを基材とした連続の骨格構造をもつカラム。ロッド形のもの,フューズドシリカなどのキャピラリー管内で合成したものなどがある。(JIS K 0214「分析化学用語(クロマトグラフィー部門)」)
関連ページ : ガスクロマトグラフィー
用語一覧へ
【モヘヤ】( MOHAIR, Mohair )
アンゴラやぎ (Capra hircus aegagrus) の毛嚢から得られる動物繊維。
関連ページ : 繊維とは
用語一覧へ
【森田・ベイリス・ヒルマン反応】( Morita-Baylis-Hillman reaction )
電子求引性基の結合したアルケンがアルデヒドに付加する化学反応。
関連ページ : 求核付加反応
用語一覧へ
【モリブデン】( molybdenum )
モリブデン( Mo ),周期表第6族,原子番号42の元素
関連ページ : 周期表第 6 族
用語一覧へ
【モル吸光係数】( molar absorptivity )
物質の吸光度 Abs を,濃度 1 mol /L,光路長 1 cm に換算した値で,物質の種類,波長,温度などによって決まる定数ε(単位は cm-1mll-1・L )。( JIS K 0212「分析化学用語(光学部門)」)
すなわち,目的物質の濃度を c ( mol /L ),光路長を l ( cm ) として,ε= Abs /(c l) で表す。
関連ページ : 無機化学(吸光量の評価) 赤外吸収スペクトル測定
用語一覧へ
【モルタル】( mortar )
コンクリートから粗骨材(砂利)を除いたもの,すなわち骨材として細骨材(砂)のみを用いたもの
関連ページ : コンクリートとは
用語一覧へ
【モル(電気)伝導率】( molar conductivity )
モル導電率,モル電気伝導率といい,導電率をモル濃度で除した値( JIS K 0213「分析化学用語(電気化学部門)」)。
導電率(conductivity )とは,電気伝導率(electric conductivity)ともいい,溶液がもつ抵抗率の逆数で,電極間距離を電極表面積と電気抵抗との積で除した値( JIS K 0212「分析化学用語(光学部門)」)。 SI 単位は S/m。
注記 電気伝導率,電気伝導度及び測定セルのセル定数は,次の式で示す関係にある。
L =J × LX
ここに, L:測定試料の電気伝導率(S/m), J:セル定数(m−1), LX :測定した電気伝導度(S)
関連ページ : 電解液の電気伝導率
用語一覧へ
【モンテカルロ法】( Monte Carlo method )
乱数を用いてシミュレーションや数値計算を行う手法の総称。
関連ページ : 電子衝突と局所・表面分析
用語一覧へ
【モントリオール議定書】( Montreal Protocol )
1987 年にウィーン条約の下,オゾン層破壊に影響する物質の特定,その生産,消費,貿易の規制などを定める「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」が採択された。
関連ページ : 環境問題の国際的取り組み オゾン層破壊問題
用語一覧へ
ページの先頭へ