化 学 (無機化学)

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 ここでは,構造物や建築物,それらに用いる主な材料の概要を紹介する。

 【構造物】

 構造物( structures )とは,鉄道,道路,ダム,堤防,ビルなど,複数の材料や部材で構成され,基礎で重量を支る構造の造作物をいう。これらの概要は,「社会資本とは」で紹介している。
 一般的には,コンクリート材料を主に作られるコンクリート構造物,主要な部材を鋼材で作られる鋼構造物,木材を主に用いられる木質構造物,盛土のように土を使用した土構造物に分けられる。建築物を除く構造物を土木構造物と総称する。
 
 コンクリート構造物には,ダム,橋台やアンカーレージに用いる無筋コンクリート構造( Plain Concrete ),柱やスラブなど通常のコンクリート構造に用いる鉄筋コンクリート構造( Reinforced Concrete ,略称 RC ),長大スパンのコンクリート橋,タンクなどに用いるプレストレストコンクリート構造( Prestressed Concrete ,略称 PC )に分けられる。
 
 なお,工場で成形したコンクリート製品をプレキャストコンクリート( Precast Concrete ,略称 PCa )という。

 【建築物】

 建築物( building )とは,一般的には,ビルなどの建築された物体,構造物をいうが,法律用語(建築基準法)では,建築物は土地に定着する工作物のうち,
 ① 屋根及び柱若しくは壁を有するもの,
 ② ①に附属する門若しくは塀,
 ③ 観覧のための工作物,
 ④ 地下若しくは高架の工作物内に設ける事務所,店舗,興行場,倉庫その他これらに類する施設(鉄道及び軌道の線路敷地内の運転保安に関する施設並びに跨線橋,プラットホームの上家,貯蔵槽その他これらに類する施設を除く。)をいう。
 なお。刑法や文化財保護法では,用語として建造物が用いられているが,建造物には建築物の他に土木構造物の一部も含まれる。
 
 建築物を建てるために使用されるあらゆる材料は,建築材料(建材といわれる。建材には,石材,木材,鉄鋼材,非鉄金属材,ガラス材,粘土焼成品(瓦,煉瓦,タイルなど),高分子材料(プラスチック,合成繊維,ゴム,アスファルト,塗料,接着剤など),セメント,コンクリート,石膏,植物繊維(わら,紙など)などのあらゆる材料が用いられている。

 【紹介する材料について】

 インフラストラクチャーの概要やそれらに用いる鉄鋼材料については,「社会資本とは」で紹介している。また,各種金属材料の特徴と腐食・防食に関しては,「腐食・防食とは」に紹介している。
 ここでは,コンクリート材料(セメント,モルタル),石膏(漆喰),ガラスについて紹介する。

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