社会資本・腐食防食関連の技術用語 (索引)
“社会資本“,及び“腐食防食“に関連する記事を理解するうえで必要となる基礎用語,法則類,定義などについて,その概要を紹介するとともに,関連するページとのリンクを構成する。
ここでは,カ行 “か”の用語を かあ~かいさ, かいし~かか, かき~かし, かす~かち, かつ~かね, かの~かわ, かん~かんす, かんせ~かんん に分けて紹介する。
用語の概要と関連ページ
【活荷重】( live load )
移動する荷重の一種。【新版図説土木用語辞典】
関連ページ : 橋梁関連の基礎用語 ,
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【渇水期】( dry season )
読み「かっすいき」,雨量が少なく,水源の水が乏しくなる時期。
関連ページ : 塗装概論:塗替え塗装管理(施工の流れ) ,
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【活性化エネルギー】( activation energy )
活性化エネルギーとは,反応物のエネルギー状態が基底状態から,遷移状態に励起するのに必要なエネルギーをいう。
遷移状態(せんいじょうたい;transition state)とは,化学反応で反応物から生成物に変わる過程で通る最もエネルギーの高い状態をいう。
関連ページ : 腐食基礎:腐食とは , 腐食基礎:反応速度定数 , 腐食基礎:腐食の開始について , 腐食基礎:腐食は化学 , 鋼の腐食:水質(温度)の影響 ,
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【滑走路】( runway, landing strip )
多くの大規模空港は3,000~4,000メートル程度の着陸用,離陸用,横風用3本の滑走路を有する。
関連ページ : 社会資本:空港設備 ,
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【褐鉄鉱】( limonite )
読み「かつてっこう」,リモナイトともいわれ,鉄の酸化鉱物で,製鉄の原料に用いられる。褐鉄鉱は,オキシ水酸化鉄(含水酸化鉄)の針鉄鉱(ゲーサイト,goethite,α-FeO(OH)),又は/及び鱗鉄鉱(レピドクロサイト,lepidocrocite,γ-FeO(OH))を主成分とする不純な混合物の総称である。
実際には,吸着水や毛管水を含むため,褐鉄鉱の化学式は,以前は Fe2O3・nH2O (含水酸化鉄)と表記されていたが,現在は FeO(OH)・nH2O (オキシ水酸化鉄)で表される。
関連ページ : 鋼の腐食:腐食生成物 ,
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【カットワイヤー】( cut wire )
硬鋼線を寸断して得られた尖鋭な角を持つ粒。ブラスト材料として用いる。【JIS H8200「溶射用語」】
関連ページ : 塗装概論:研削材 ,
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【カップリング剤】( coupling agent )
分子中に無機物との親和性がある基と有機物と反応する官能基を持つ添加剤。通常ではなじみ難い有機質材料と無機質材料の仲介役として作用する。
例えば,ビニル基やエポキシ基を持つシランなどのシランカップリング剤(silane coupling agent)は,複合材料の樹脂と繊維(フィラー)の分散性向上,複合材料の特性向上,無機材料の表面改質などに用いられる。
関連ページ : 塗料概論:構成(防せい・体質顔料 ,
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【活膜】( )
塗替え塗装の施工管理で見極めが求められる塗膜の状態で,十分に密着した状態の塗膜。
関連ページ : 塗装概論:手工具 , 塗装概論:塗替え塗装管理(素地調整) , 塗装概論:塗替え塗装管理(塗膜除去) , 防食塗装系:塗替え塗装 ,
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【活量】( activity )
ある成分の化学ポテンシャルに関連して与えられる一種の熱力学的濃度(JIS K 0213 参照)。【 JIS K 0211 「分析化学用語(基礎部門)」】
理想系と実在系に存在する誤差を修正するためにギルバート・ルイスによって導入された物理量。
(相対)活量 a i = exp { ⊿μi / RT } ここに,μi:i 成分の化学ポテンシャル,R:気体定数,T:熱力学的温度 【 JIS K 0213 「分析化学用語(電気化学部門)」】
活量は,アメリカの物理化学者,ギルバート・ニュートン・ルイス( 1875 ~ 1946 年)によって導入された物理量で,a で表され,活動度とも呼ばれる。
関連ページ : 腐食基礎:反応速度定数とは , 腐食基礎:酸素拡散律速とは ,
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【活量係数】( activity coefficient )
aB / XB aB / ( mB / M0 ) 又は aB / ( CB / C0 ) で定義される数値。
ここに,aB :成分 B の相対活量, XB ,mB ,及び CB:それぞれ成分 B のモル分率,質量モル濃度,及びモル濃度, M0 ,及び C0 :それぞれ標準質量モル濃度(通常,1 mol / kg )及び標準モル濃度(通常,1 mol / L )【 JIS K 0213 「分析化学用語(電気化学部門)」】
理想とする数値からのずれを表す指標として,活量係数(activity coefficient)が定義され,I 成分の活量 ai ,モル分率χi ,活量係数γi の間には次の関係にある。
ai = γi ・χi
関連ページ : 腐食基礎:反応速度定数とは ,
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【割裂接着強さ】( cleavage strength )
接着面の一端に集中応力を加え,接着接合部を破壊したときの強さ。【JIS K 6800「接着剤・接着用語」】
関連ページ : 防食基礎:ライニング皮膜の品質 , 塗料評価:付着性 ,
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【架道橋】( over bridge )
鉄道と道路が立体交差する場合に,鉄道が道路の上を越す形で設ける橋りょう。
関連ページ : 防食塗装系:鋼橋の構造例 ,
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【可動支承】( movable support )
支承形式の一つで,支承点において自由に回転でき,支承面にローラなどを有し,水平方向の移動ができる構造の支承をいう。温度変化,たわみ,部材変形などのために生じる桁の変化を拘束しないことを目的とし,すべり支承,平面支承,ローラ支承,ロッカー支承などの種類がある。
関連ページ : 鋼橋構造:支承部 ,
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【可撓性(塗膜の)】( flexibility )
読み「かとうせい」,たわみ性ともいい,塗料分野では耐屈曲性ともいう。外力で物質がしなやかにたわむ性質で,たわみ性や撓性(とうせい)ともいう。力を加えると変形する性質の弾性(elasticity)と混同されやすいが,弾性は外力を除くと原形に回復することを条件として言及されるが,可撓性では原形に回復することを条件とせず,弾性変形のし易さについてのみ言及している。
関連ページ : 防食基礎:有機高分子材料 , 塗膜の評価:塗膜品質の分類 , 塗膜の評価:柔軟性(可とう性) ,
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【カドミウムめっき】( cadmium plating )
高温多湿の環境,塩化物を含む環境での耐食性に優れるため,海塩環境で使用される機器に用いられていたが,カドミウムの毒性などの欠点から特殊用途以外では亜鉛めっきに置き換えられている。
関連ページ : 防食基礎:電気めっきの分類 ,
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【カナヱ塗料株式会社】( Kanae Paint CO., LTD. )
カナヱ塗料株式会社;大阪府大阪市鶴見区放出東 1丁目6番13号
関連ページ : 塗料概論:塗料工業の黎明期 ,
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【加熱乾燥】( stoving, baking )
塗り付けた塗料の層をあらかじめ設定された最低温度で加熱して,バインダーの架橋(分子量を増大)を起こさせて硬化させる工程。加熱は暖めた空気の対流,赤外線の照射などによる。加熱して乾燥させて得た塗膜は一般に硬い。通常は,66℃(150°F)以上の温度で乾燥する場合をいう。一般に加熱乾燥の温度範囲と時間は,塗料ごとに規定されている。【JIS K5500「塗料用語」】
関連ページ : 防食基礎:工業塗装 , 塗料概論:塗料の分類(工程) , 塗料各論:塗料分類(形態別分類) ,
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【加熱残分】( solid content, nonvolatile content, non-volatile matter content )
塗料を一定条件で加熱したときに,塗料成分の一部が揮発又は蒸発した後に残ったものの質量の,元の質量に対する百分率。残分は,主としてビヒクル(展色材)中の不揮発物又はこれと顔料である。【JIS K5500「塗料用語」】
規定条件下で,蒸発によって得られる残さ(不揮発残渣:non-volatile residue)の質量分率。塗料,ワニス,塗料用バインダ(以下,バインダという。),ポリマーディスパージョン及び液状フェノール樹脂の加熱残分を,質量の変化から求める方法については JIS K 5601_1_2「塗料成分試験方法−第1部:通則−第2節:加熱残分」(Testing methods for paint components-Part 1: General rule-Section 2: Determination of non-volatile matter content )に規定されている。
関連ページ : 塗装概論:新設時塗装管理(塗装作業) , 塗料評価:はじめに , 塗料評価:品質試験の項目と手順 , 塗料評価:加熱残分 , 塗膜の評価:品質試験