社会資本水道・電力の変遷と現状

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 水道の関連用語

  • 水道
     水道という用語には,①船舶の航路,②海または湖などの接近した陸地によって挟まれた狭い部分(channel),③上水または下水を引く道,上水道(water supply)・下水道(sewer)の総称,特に上水道の3つの意味がある。
  • 水道法(water supply act)
     昭和32年6月15日制定の法律第177号は,水道(上水道)事業について定める日本の法律。法の目的は 「水道の布設及び管理を適正かつ合理的ならしめるとともに,水道を計画的に整備し,及び水道事業を保護育成することによつて,清浄にして豊富低廉な水の供給を図り,もつて公衆衛生の向上と生活環境の改善とに寄与すること」である。
  • 下水道(sewer)
     雨水(主に都市部)および汚水を地下水路で集め,公共用水域へ排出するための施設・設備であり,多くは浄化などの水処理を行う。日本の下水道普及率は約75%(2011年現在)と先進国の中では比較的低い。
     特に地方の市町村では普及率50%未満が多い。現在の下水道法(Sewerage Act)は,1900年制定の旧下水道法を廃止し,1958年(昭和33年)に制定された法律第79号。法の目的は 「下水道の整備を行い,都市の健全な発達,公衆衛生の向上及び公共用水域の水質保全を図ること」 としている。
  • 浄水場(water purification plant)
     河川などから取水した水や地下水などを浄化・消毒し,上水道へ供給するための水道施設。沈殿やろ過による物理的処理に加え,生化学的手段ないし化学処理(ポリ塩化アルミニウム等の凝集剤)によって溶け込んでいる物質を凝固させて取り除いた後,塩素やオゾンを用いて殺菌する行程を経てから送水される。
  • 鋼管(steel pipe)
     鋼の圧延で得られる管形の物。鋼帯・ビレット・厚板などの鋼を加工して得られるので,二次製品として扱われる。鋼管には,加工方法により,
     鍛接鋼管(だんせつこうかん,butt-welded steel pipe):高温加熱の鋼帯を引き出しながら,幅方向を円形に変形させ,両端に酸素を吹き付けて瞬間的に突き合わせること(鍛接)で管に加工。主に小径管の製造に用いられる。
     電縫鋼管(でんほうこうかん,electric welded tube):常温の鋼帯を引き出しながら,幅方向を円形に変形させ,局部的に大電流を流し,瞬間的に接合部を溶接(抵抗溶接)させて加工した物。比較的小径からある程度大きな径(最大650A=660.4mm)までの鋼管の製造が可能。
     継目無(シームレス)鋼管(seamless steel pipe):断面を丸形に加工したビレットを高温に熱し,その中心にプラグという金具を押しつけて穴を開ける方法(マンネスマン法)が一般的。比較的小径からやや大きい径(日本では通常426.0mm)までの製造が可能。
     アーク溶接鋼管(arc welded steel pipe):鋼帯や厚板をアーク溶接して管に加工した物の総称。製造方法でUOE鋼管(直径1500mm前後まで製造可能),スパイラル鋼管(理論上はどんなサイズの管でも製造),板巻鋼管(大径厚肉品など特殊な管の製造)がある。
  • ダクタイル鋳鉄(ductile iron , ductile cast iron)
     組織中のグラファイト(黒鉛)の形を球状にして強度や延性を改良した鋳鉄である。 「ダクタイル」 とは 「強靭な」 という意味の形容詞である。黒鉛の形状から球状黒鉛鋳鉄(spheroidal graphite cast iron),ノデュラー鋳鉄(Nodular graphite cast iron)とも呼ばれる。

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