化 学 (物質の構造)

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 【はじめに】

 主要な化学結合であるイオン結合共有結合金属結合,及びその他結合(配位結合水素結合など)については,別に項目を立てて解説する。
 ここでは,化学結合理解のため「化学結合の基本」,「化学結合の表記法」,「価電子とは」,「酸化数とは」,「電気陰性度とは」,及び「分子間力」について解説する。
 
 復習になるが,「物質の構成」で紹介したように,物質( material,substance,matter )は,ろ過,蒸留,再結晶などの物理的な方法では分離できない純物質と複数の純物質に分離可能な混合物( mixture )に分けられる。

 純物質とは
 1 種類の元素からなる単体( elementary substance )と 2 種以上の元素で構成される化合物( compound )とに分けられる。一般的には,単体,化合物とも分子( molecule ),又はイオン( iron )で構成される。
 
 分子とは
  2つ以上の原子( atom )から構成される電荷的に中性な物質を指す。分子には,酸素など2つの原子で構成される分子から,金属,ダイヤモンドのように,原子数に定めがなく,物質そのものが一つの分子(巨大分子)のものまである。
 特異な例として,ヘリウム ( He ),ネオン ( Ne ),アルゴン ( Ar )などの希ガス元素は,単原子で安定して存在できるので単原子分子などとも呼ばれる。
 
 イオンとは
 原子,又は分子が 1 個,又は数個の電子を授受することで電荷を持つ物質を指す。
 なお,プラズマなどの特殊な条件を除き,一般的な環境条件(室温付近,大気圧付近など)では,反応前後で電荷の総量が変わらない(電荷保存則,電気中性条件ともいう)ので,正の電荷を持つイオンが生成しても,対となる負の電荷を持つイオンが生成し,全体としては電荷的に中性が保持される。
 (例えば, NaCl ⇒水に溶解 ⇒ Na+ + Cl-

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