JIS Z 2381(その1)

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JIS Z 2381:2001「大気暴露試験方法通則」

General requirements for atmospheric exposure test

 【JIS規格の目次】
  その11 適用範囲,2 引用規格(省略),3 定義,4 暴露試験方法の種類
  その25 暴露試験場(5.1 暴露試験場の要求条件,5.2 暴露試験場の安全性,5.3 暴露試験場の環境,5.4 暴露試験場の種類)
  その36 試料(6.1 試料の区分,6.2 試料の形状及び寸法,6.3 試料の個数,6.4 試料の標識)
  その47 暴露試験方法(7,1 一般的な要求事項,7.2 暴露試験方法の種類別の要求事項)
  その58 暴露試験期間(8.1 暴露試験期間の設定,8.2 暴露試験期間の表わし方,8.3 暴露試験の開始時期)
  その69 環境因子(9.1 環境因子の測定,9.2 環境因子の測定項目,9.3 その他の測定項目)
  その710 暴露試験結果の評価試験における一般的な要求事項(10.1 初期値の測定,10.2 暴露試験の開始後及び終了後の評価試験,10.3 評価試験の方法,10.4 評価試験の項目),11 記録
  その8附属書1(参考)暴露環境の区分
  その9附属書2(参考)暴露試験用試験片の形状及び寸法
  その10附属書3(参考)暴露試験場所の環境因子の測定項目

  

 【適用範囲】

 この規格は,開放大気環境,及び遮へい大気環境下における工業材料及び工業製品(以下,材料及び製品という。)の化学的性質,物理的性質,及び性能の経時変化を調査することを目的とした大気暴露試験方法の通則について規定する。

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 【定義】

 大気暴露試験:開放,及び遮へい大気環境下で材料及び製品を暴露して,それらの化学的性質,物理的性質,及び性能の変化を調査する試験(以下,暴露試験という)。
 開放大気:日照,雨,雪,風などの自然状態における大気。
 遮へい大気:自然状態における日照,雨,雪,風などの一部,又は全部を遮断した大気。
 試料:暴露試験を行う材料及び製品。
 暴露試験場:試料の暴露試験を行う場所。
 暴露試験装置:試料を暴露するための試験装置。暴露架台,試料保持枠などで構成されている。
 暴露試験期間:試料の暴露試験を継続して行う期間。
 試験箱:試料を収納するか,又は上面に取り付けた状態で暴露するための容器。
 環境因子:暴露試験場における気象因子,及び大気汚染因子の総称。
 気象因子:気象観測の対象となる気温,湿度,太陽放射エネルギー量,降水量,風向,風速などの因子。
 大気汚染因子:人為的・自然的に発生する硫黄酸化物,窒素酸化物,硫化水素,海塩粒子などの暴露試験に影響を及ぼす因子。
 海塩粒子:海岸の波打ち際,及び/又は海上で波頭が砕けたときに発生する海水ミストが,風で運ばれて飛来した粒子。海塩粒子の大きさは,約 0.01μm~20μmである。
 評価試験:試料の化学的・物理的性質の変化,及び製品の変化の程度を評価する試験。
 フレネル反射鏡:平面鏡の形状・寸法と試料取付け部に反射する照射域の大きさが,同一になるように配列した複数の平面鏡からなる反射鏡装置。

 【暴露試験方法の種類】


表1 暴露試験方法の種類
  種類   特徴
  直接暴露試験方法   日照,雨,雪,風などの自然状態における大気環境下で試料を直接暴露する試験方法。
  アンダーグラス暴露試験方法   板ガラスで覆った試験箱内に試料を取り付け,板ガラスを透過した太陽放射光に暴露する試験方法。
  遮へい暴露試験方法   遮へい構造物の下,中又は屋内に試料を設置して,日照,雨,雪,風などの直接の影響を避けた状態で暴露する試験方法。
  ブラックボックス暴露試験方法   黒色処理した金属製試験箱の上面に試料を取り付けた状態で暴露する試験方法。
  太陽追跡集光暴露試験方法   太陽放射光の光軸方向を追跡し,フレネル反射鏡を用いて太陽放射光を反射集光する部位に設置した試料保持枠に試料を取り付けて暴露する試験方法。

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