腐食概論:腐食の基礎

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  【イオン化エネルギー】

 イオン化エネルギー(ionization energy)は,電離エネルギーやイオン化ポテンシャルともいわれる。イオン化エネルギーは,原子やイオンなどから電子を取り去るのに要するエネルギーである。すなわち,取りだされた電子の結びつきの強さの目安となる。
 
 気体状態の単原子(又は基底状態の分子)から取り去る電子が 1個目の場合を第 1イオン化エネルギー,2個目を取り去る場合を第 2イオン化エネルギー,3個目は第 3イオン化エネルギーと言う。
 単にイオン化エネルギーという場合は,第 1イオン化エネルギーのことを指す。
 
 イオン化エネルギーの一般的な測定は,真空状態で,一定エネルギーの電子ビームを原子(分子)に照射し,飛び出す電子のエネルギーを測定して求められる。イオン化エネルギーの大きさは,電子の軌道準位の単位にならって慣習的にeV(electron volt;電子ボルト)単位で表す。
 
 イオン化エネルギーは,電子軌道の相対的エネルギー,及び核の電荷の効果で説明される。原子核の正電荷が増すにつれ,軌道電子はより強く保持される。例えば,ヘリウムの 1s電子を除去するには水素の 1s電子を除去するより多くのエネルギーを必要とする。

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