物理 関連用語解説 (索引)

 ここでは,物理を理解するうえで必要となる基礎用語,法則類,定義などについて,その概要を紹介するとともに,関連するページとのリンクを構成する。
 
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見かけの力 】     【 右手の法則 】     【 右ねじの法則 】     【 脈流 】     【 ミュッセンブルーク(人) 】     【 ミリカン(人) 】     【 ミリカンの油滴実験 】     【 ミリメートル波

 用語の概要と関連ページ


 【見かけの力】( fictitious force )
 ⇒ 慣性力
 関連ページ : 古典力学の基礎:慣性力 ,  
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 【右手の法則】( right-hand rule )
 電流の周りの磁場の向きを示すアンペールが発見した法則である。
 右手を握って親指を立てたとき,親指の方向を電流の向きとすると親指以外の指の方向が磁場の向きに一致する。
 日本では「右ねじの法則」ともいい,電流を右ねじが進む方向に直進させると磁場が右ねじの回転方向に一致する。
 関連ページ : 電磁気学:電流と磁場 ,  電気回路:電磁気学の基本法則 ,  
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 【右ねじの法則】( right-handed screw rule , corkscrew rule , screw law )
 ⇒ 右手の法則
 関連ページ : 電磁気学:電流と磁場 ,  電気回路:電磁気学の基本法則 ,  
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 【脈流】( pulsating current )
 電流の向きは一定であるが大きさが変化する脈流は,交流成分を持つ直流ともいえる。
 関連ページ : 電磁気学:電位と電流 ,  
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 【ミュッセンブルーク】( Pieter van Musschenbroek )
 ピーテル・ファン・ミュッセンブルーク(1692年 ~ 1761年)は,オランダの科学者で,大容量の蓄電器(ライデン瓶)発明で知られる。
 関連ページ : 電磁気学:電気・電荷・磁気とは ,  
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 【ミリカン】( Robert Andrews Millikan )
 ロバート・アンドリューズ・ミリカン(1868年 ~ 1953年)は,アメリカ合衆国の物理学者で,電気素量の計測(ミリカンの油滴実験),光電効果の研究で知られる。
 関連ページ : 電磁気学:電気・電荷・磁気とは ,  
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 【ミリカンの油滴実験】( )
 ミリカンとフレッチャーらが,電子の電荷(電気素量)を測定するため,二枚の金属電極間で帯電させた油滴が静止する重力と釣り合う電極間の電場の強さを測定する実験である。
 この実験で,測定値がある特定値(電子 1 この持つ電荷)の整数倍になることが見出され,ミリカンはこの電荷を 1.592×10−19 C と見積もった。
 この実験値は,空気の粘度による誤差を含むため,推奨値 1.6021766208×10−19 C よりわずかに低い値である。
 関連ページ : 電磁気学:電気・電荷・磁気とは ,  
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 【ミリメートル波】( extremely high frequency )
 略語 EHF で表され,波長 1 ~ 10 mm ,周波数 30 ~ 300 GHz の電磁波で,送信データの大容量化が可能で,電波の直進性が高い。
 レーダー,衛星通信,50 GHz 帯簡易無線,プラズマ診断,アマチュア無線,電子スピン共鳴(ESR)などに用いられる。
 ⇒ マイクロ波
 関連ページ : 電磁気学:電磁波 ,  電磁気学:電磁波の性質 ,  
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