水道・電力

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 【電力とは】

  • 発電(electricity generation)
     電力以外のエネルギーを電力へ変換すること。発電機による発電:電磁誘導によって運動エネルギーを電力に変換。動力の種類で,水力,火力,原子力,地熱,風力,太陽熱,波力,潮力などがある。
     他エネルギーによる発電:燃料電池発電,太陽光発電,熱電発電(温度差利用),振動発電(圧電素子),MHD発電(プラズマ利用)などがある。
  • 電力事業
     電力事業は,発電事業,送電事業および消費者に電力を供給する配電事業に分けられる。
     日本では概ね1社独占の状態である。欧州各国では,発電と送電が分離されている。特に,英国では,発電・送電・配電が完全に分離されている。米国では,公営電力会社でも,事業形態がまちまちである。
  • グリーン電力
     風力発電,太陽光発電,バイオマス発電,小規模水力発電など温室効果ガス(二酸化炭素など)の排出が少なく,環境負荷の小さい自然エネルギー,再生可能エネルギーで発電された電力をいう。
  • グリーン電力証書(TGC,Tradable Green Certificates)
     再生可能エネルギーで得られた電力の環境付加価値を取引可能な証書に(=証券化)したもの。またはそれを用いる制度。グリーン電力制度,グリーン証書取引制度などとも呼ばれる。
  • 燃料電池(fuel cell)
     電気化学反応によって電力を取り出す装置(電池)。化学エネルギーを直接電気エネルギーに変換するため,運動エネルギーを電気エネルギーに変換する従来法より原理的にはエネルギー変換効率が高い。
     使用する電解質の種類により種々の方式がある。実用段階のものに,イオン交換樹脂を電解質とし,水素を燃料とする固体高分子形燃料電池 (PEFC),リン酸水溶液などを電解質とし,天然ガス等を燃料とするりん酸形燃料電池 (PAFC),溶融した炭酸塩を電解質とし,水素や天然ガス等を燃料とする溶融炭酸塩形燃料電池 (MCFC),イオン伝導性セラミックスを電解質とし,水素や天然ガス等を燃料とする溶融炭酸塩形燃料電池 (MCFC) などがある。
  •  【参考資料】
     1) 田原総一朗「ドキュメント東京電力企画室(文春文庫)」文藝春秋 1986年
     2) 東京電力ホームページ(平成24年4月現在)
     3) 経済産業省 関東経済産業局ホームページ「電気事業の概要」(平成24年4月現在)
     4) 電気事業連合会 統計委員会 編「平成22年度電気事業便覧」(社)日本電気協会(2010年)

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