社会資本:港湾・空港の変遷と現状
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港湾とは
- 港湾法(こうわんほう,Port and Harbor Act)
港湾法は,港湾組織等を定めた法律,公布:昭和25年5月31日法律218号。第一条(目的):この法律は,交通の発達及び国土の適正な利用と均衡ある発展に資するため環境の保全に配慮しつつ,港湾の秩序ある整備と適正な運営を図るとともに,航路を開発し,及び保全することを目的とする。 - 航路(こうろ,track , route , line)
船舶などが海上または河川を航行するための通路。 - 泊地(はくち,harbor , anchorage)
日本語では港湾において船舶を停泊させる水域 小型船舶用の停泊水域は船溜(ふなだまり)ともいう。 - 防波堤(ぼうはてい,breakwater)
外洋からの波浪を防ぎ港内の静穏を保つため港湾等の海中に構築された突堤。 - 防潮堤(ぼうちょうてい,seawall)
台風時の高波,高潮,津波の被害を防ぐための堤防。堤体,壁体,水門等の構造物及び護岸,取付道路等の附属物をいう。高潮堤とも呼ばれ,平均で干潮面から4.6-8.0mの高さで整備される。 - 防砂堤(ぼうさてい,sediment control groins)
海岸の砂が移動して河口閉塞を起こすのを防ぐため,海岸から汀線にほぼ直角に設けられた施設。 - 堤防(ていぼう,embankment)
河川の氾濫や海水の浸入を防ぐため,河岸や海岸に沿って土砂を盛り上げた治水構造物。土手とも呼ばれる。 - 臨港道路(りんこうどうろ,seaside road)
港湾法で定められる港湾内あるいは港湾と周辺の公道を結ぶ道路で,道路法の道路と異なる。港湾道路や港湾道と呼ばれることもある。 - 臨港鉄道(りんこうてつどう,harbor railroad)
臨港線ともいい,港と駅などを結ぶ専用鉄道。 - 灯浮標(とうふひょう light buoy)
港湾・河・海などの水面に浮かべる標識(浮標,ブイ)の上に点灯装置を施したもの。潮流,水深などの関係で標灯(ひょうとう,目印のこと)の設置が困難な個所に錨で繋留したもの。
1) 半藤一利,「日本海軍の興亡」PHP研究所〈PHP文庫〉
2) 国土交通省港湾関係情報データ, 国土交通省 港湾局 みなと一覧
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