金属概論:金属の基礎

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 【金属元素】

 一般に,次に示す周期表(periodic table)のホウ素(B),ケイ素(Si),ヒ素(As),テルル(Te),アスタチン(At)を結ぶ斜めの線より左に位置する元素は,単体として金属(metal)の性質を示す。
 斜め線上の元素は,金属の性質と非金属(nonmetal)の性質を有し,半金属(metalloid)とよばれる。周期表から大多数の元素は,金属に分類されることが分かる。
 金属は,元素単体のみならず,【金属とは】で示した性質を持つ化合物も含めて金属として分類される。

周期表

周期表

 【周期表】
 広く利用されている周期表は,ロシアの化学者メンデレーエフによって提唱された。メンデレーエフは,当時発見されていた 63種の元素を単体や化合物の性質で分類し,原子量順に整理することで,未発見の元素性質を予言している。
 現在使用されている周期表には,長周期型周期表と短周期型周期表の 2種類がある。長周期型は,1族~ 18族で分類するのに対し,短周期型は,1族~ 8族に分類し,各族はさらに A, Bに分けられる。また,長周期型の 8 ~10族は,短周期型では 8B族(鉄族などとも称される)にまとめられている。
 長周期型は,国際純正・応用化学連合 ( IUPAC ) が推奨する もので,現在の日本高校教育で採用している。米国では,今でも短周期型が一般的である。過去に日本高校教育で短周期型を採用していたため,日本の科学論文等では,短周期型と長周期型が混在している。
 
 【参考資料】
 1)大澤直 『金属のおはなし』 日本規格協会,2008年
 2) 伊藤尚夫,無機化学シリーズ11「金属元素の化学」培風館,1972年
 3) 齋藤勝裕 『金属のふしぎ』 ソフトバンククリエイティブ,2009年

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